こんにちは。ユタカニです。
いきなりですが、TOEICやってると、こんなことないでしょうか?
- 毎日勉強しているのにスコアがさがった
- 何回TOEIC受けてもスコアが変わらない
毎日勉強してるのに結果が出ないと、参考書開くのもきつくなります。
TOEICの特徴に合わせて対策を練ると、すぐスコアアップすることだってありますよ。
本日は、勉強してもスコアが伸びないパターンと役立つ対策を紹介します。
目次
TOEIC対策はスコアが上がらないパターンをまず把握する
TOEICはビジネスや日常生活での英語力を測るテストのため、実践的な内容が出題されています。
そのため、ひねった問題や難解な表現は殆ど出ませんが、いくつかの特徴があります。
TOEICテストの特徴
- 制限時間がかなり厳しい
- Part7の問題数が圧倒的に多い
- 語彙、文法の問題と長文読解に分かれる
- スコアはリスニング、リーディングに分かれる
すでにTOEICの勉強に取り組み中の方にとっては、「何をいまさら…」と思われるかもしれません。
しかし実は、これらの特徴1つ1つにスコアが上がらないパターンが潜んでいます。
TOEICが難しいのは「時間が足りない」からじゃないんですか?
そんな風に単純に考えてしまうと、「Part毎の細かい解答ペース」とか、「各Partで求められる英語力は何か?」といった具体的な対策ができなくなるんですよ…。スコアが伸び悩むパターンをきちんと深堀していくことが大切です!
次に、上の表の特徴に応じた課題と対策を紹介します。
スコアが上がらないパターンと対策
パターン1:最後まで解く時間がない!
ああ、またPart7の後半は塗り絵だ~
Part5はいくら考えても正解がわからない!
それならPart7を確実に完答するように意識を変えましょう!
時間が足りなくてPart7の最後まで終わらない!
それなら逆転の発想を持ちましょう。
つまりPart7を全て解答できるように他のPartを解くのです。
TOEICの構成を見ると、Part7は全体の4割、リーディングパートの6割を占めるPartです。
極論、Part7の正解率がTOEICスコアを決めるのです。
そのため、Part7を最後まで解けない限り、スコアは伸び悩みます。
とにかく早くPart7にたどり着き、何が何でも完答する意識が重要です。
そもそも、Part5・Part6は語彙・文法のため、時間をかけても知識がなければ正解率は上がりません。
以上に気づいた私は、時間配分をこのように設定しました。
リーディングの解答時間目安
- Part5:10分以内(1問20秒)
(5秒で分からなければ次に進む) - Part6:15分以内(1問50秒)
(10秒で分からなければ次に進む) - Part7:残りの50分かけて完答
Part7を最後まで解くために、Part5とPart6は犠牲にするんですか?
語彙・文法問題って時間かけても正解するとは限らないんです。だったら60問近くあるPart7の正解を増やす方が効率的です。
パターン2:Part5・Part6が苦手
最後まで解けたけどPart5が壊滅…。
その場合は、まず語彙力強化の対策を取れば大丈夫です!
100問全部解けるようになったけど、Part5の語彙・文法問題の結果が壊滅的…。
このパターンは、語彙力の不足を補うと良いです。
文法問題は、語彙力がついて文脈が分かれば、自然に正解率が上がってきます。
対策としておすすめなのはこちらの本です。
過去のTOEICで出題された頻出単語のみを掲載しているので、効率的な学習にはぴったりです。
語彙力がつき英文を早く理解できるようになったら、模試で文法問題を復習し、解説を見て理解を深めます。
復習方法として、同じ模試を計3回復習する、「3回チャレンジ法」というやり方をおすすめしています。
詳しくは下の記事をご覧ください。
ここまでまとめるとこんな感じです。
リーディング対策の流れ
- Part7に50分以上時間をかけられるよう、Part5、Part6を短時間で解くことに慣れる
- 語彙力を強化できる参考書で英語の基礎力をつける
- 1.2.の後、Part5とPart6を復習、間違えた問題は解説を見て復習する
パターン3:Part7が苦手
Part7だけ、間違いだらけです。
最後まで解いたのに、Part7の間違いが多いのは、そもそも英文に慣れていないことが要因です。
Part7の英文はシンプルなものが多いので、時間をかければ正解率は増える仕組みです。
しかし時間をかけても正解が増えない方は、英文を読むことにまだ慣れていない可能性があります。
そこで以下のコツを身につけましょう。
英文を読むコツ
- 冒頭2、3文で概要をつかむ
- 質問を先読みして対応する英文だけに注目する
- 上記以外の関係ない部分は飛ばし読みする
コツを身につけるには、Part7対策に特化した参考書に取り組むか、Part7を制限時間無しで解くのも良いです。
時間を気にせず集中して英文を読むことで、英語を精読する力が養われるからです。
さらに英文を早く読むには、語彙力強化も効果的です。
先ほど紹介した単語本にも併せて取り組みましょう。
パターン4:リスニングとリーディングのスコア差が大きい
リスニングに比べてリーディングのスコアが上がりません
元々リーディングは結果が出にくいものです。焦らず英語にそのまま触れる勉強を続けましょう!
このパターンにはさらに2つあります。
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リスニングがリーディングより良い:
TOEICの復習を続けていると、リスニングはリーディングより早く結果に表れてくる傾向にあります。
リーディングは、語彙力や長文読解力の向上のため、地道な学習が必要です。
毎日最低1回、Part7の英文を全て読む、単語を参考書1ページ分覚える、といった学習習慣をつけることが大切です。
私も、TOEICの勉強を始めて1か月くらいはリーディングのスコアは上がりませんでしたが、これらの復習を3か月毎日続け、本番ではリーディングとリスニングのスコア差はほぼなくなりました。
「継続は力なり」で取り組み続けることが大切です。
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リーディングがリスニングより良い:
リスニングのスコアが伸びない最大の原因は、英語に音で触れる時間が絶対的に不足していることです。
模試の日本語の解説を読んで復習したつもりになっていないでしょうか?
1日の隙間時間を活用して、各リスニングパートの問題を最初から復習する等、英語を聴く時間を増やせば、効果は着実に出てきます。
特にリスニング力をつける学習法としては「ディクテーション」をおすすめしています。
まとめ
本日のまとめ
- TOEICは、時間制限が厳しい、Part7の問題数が多いなど特徴がある
- Part7を完答できるように時間管理する、文法問題はわからないなら飛ばすといった特徴にあった対策が必要
- リーディングとリスニングにスコア差がある場合、毎日英語に触れるように習慣づければ改善される
TOEICの勉強がスコアアップにつながるには3か月くらい毎日勉強に取り組む必要があります。
本日ご紹介したTOEICの特徴にあった学習法で継続してください。
最後までお読みいただきありがとうございました!