この記事の続きです。
こんにちは。ユタカニです。
前回の続きでリーディングパートの真の情報と直前対策を書いていきます!
目次
TOEIC直前1週間前のリ―ディング
リーディングパート問題構成
前回、リスニングパートは、Part3・Part4が7割を占めるので直前の対策はこの2パートに絞ると紹介しました。
リーディングパートでも同様に優先すべきPartがあるか、再度問題構成を見てみましょう。
Part | 内容 | 問題数 (リーディング内割合) |
5 | 短文穴埋め問題 | 30問(30%) |
6 | 長文穴埋め問題 | 16問(16%) |
7 | 読解問題 | 54問(54%) |
※各Partの内容詳細を知りたい方はこちらもご覧ください。
あわせて読みたい
また偏ってますね。前回と同様に考えて、Part7最優先で残りは模試の復習だけする、が良いでしょうか?
そうなりますね。次からの内容もPart7を優先とした前提です。
直前の基本戦略
- Part7は最優先で個別対策する
- Part5とPart6は模試の復習にとどめる
各Part真実と対策のまとめ
Part5(短答問題)
真実と対策
- 真実:満点より時間。15分で終わらせて!
- 対策:個別対策はないが、模試の復習を「アウトプット」主体で行う
Part5はそれまで覚えた知識勝負ですから、時間をかけすぎても正解にならない特徴があります。
気をつけたいのは時間の使いすぎです。
Part5で15分以上かけると、時間のやりくりが苦しくなります。わからない問題は勇気をもって飛ばしましょう。
繰り返しになりますが、試験直前に個別対策はしません。
ただし模試の復習方法についてコツがあり、それが「アウトプット」を重視した勉強法(”1人講座”法)です。
あわせて読みたい
具体的な方法は上記記事で紹介していますのでぜひ見てみてください。
対策のコツ:
- 新しいことはやらない
- これまでやった模試を「アウトプット」主体で復習する
ところで、もしまだ1週間以上時間があってこの記事を見ている方には、語彙力強化としてこちらの本をおすすめします。
おすすめ理由は、TOEIC頻出単語がスコア毎にまとめられ、効率的に単語を覚えられるからです。
自分の目指すスコアの章だけ繰り返し読み込むと、本番で効果を発揮します。
Part6(長文選択問題)
真実と対策
- 真実:リーディング最大の「時間泥棒」。文選択問題にはまらず10分で終わらせて!
- 対策:個別対策なし。模試の復習で今までの総仕上げをする
Part6もPart5同様、大きいのは語彙力ですが、長文を読まなければいけないので、一番出来が読みにくいPartです。
ただ、問題数が最小の16問なので、10分以上の時間をかけずにPart7に進む方が上手くいきます。
本番では、Part5同様以下に注意しましょう。
- 無理に満点を狙わない
- 10分で終わらせてPart7で50分以上の時間をかける
Part7(読解問題)
真実と対策
- 真実:50分以上あれば満点も可能。ここまで時間を残せるかが勝負
- 対策:「超精読」と「即音読」で英語のまま文章理解する力を高める
Part7は、時間さえあれば全問解答可能です。理由は以下です。
- 出題される英文は難しい表現がない
- 扱うジャンルは、広告、Eメール、ネット関連でパターンがほぼ模試とかぶる
極論、TOEICの出来はPart7の出来によると言っていいので、直前に効果がある対策を2つ紹介します。
Part7個別対策:
勉強法 | 内容 | 身につく力 |
超精読 | Part7の英文を、辞書を使って意味や文法を確認しながら、時間をかけて読む | 文法理解力・語彙力 |
即音読 | Part7の英文を、意味を頭の中で理解しつつ、早口で音読する | 英文を早く理解できる力 |
Part5・Part6は模試の復習、Part7は上の個別対策でそれぞれ1週間続ければ良いんですね。
はい、経験上それが最も効率的なやり方です。
最後に
以上、2つの記事に分けて、各Partの本音の情報と、1週間前の対策を紹介しました。
試験1週間前くらいになると、やれることも限られるので悩むと思いますが、問題数が多いPartの復習を徹底的にやるのが一番良い方法だと思います。
ここまで紹介したやり方を参考にしてみてください。
最後までお読みくださりありがとうございました!