Part別対策 TOEIC

TOEIC Part4対策やテクニックを紹介!

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こんにちは。ユタカニです。

TOEICは大きく、「リスニング」と「リーディング」の2部構成となっています。

本日は、Part4について説明します。

正直、精神的にヘトヘトで最後の方塗り絵でした…

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それはもったいないですね。Part3とPart4は対策とテクニックで十分満点とれるPartですよ。説明しますね!

※TOEIC各Partの概要は以下にまとめています。ぜひご覧ください!

TOEIC Part4 説明文問題(30問)

リスニングパート最後のPartです。

「1人」の話し手による説明やスピーチを聞いて正しい選択肢を選びます。様々なジャンルが出ることが特徴です。

Part4のジャンル

  • 講演会での人物紹介
  • セミナー開始前の事前説明
  • レストランでのメニュー説明

また、「Part3」同様、イラストを見て正解を選ぶ新形式の問題があります。

問題数は30問。リスニングパートで2番目に問題数の多いPartです

TOEIC Part4対策

 

 

前回の「Part3の対策やテクニックを紹介した記事」の繰り返しとなりますが、Part3・Part4は以下の理由で、全問正解は十分可能です。

Part4が全問正解狙える理由:

  • 文脈さえつかめれば 多少聴き損ねても内容が理解でき、解答できる
  • 質問が印刷されているので、事前に読んでおくと、聴き損ねた内容を補完できる
  • 極端な難問が少ない

上記の理由から、Part4では、いかに早く文全体の概要を理解し、質問に関連する英文をピンポイントに聴きとれるかが勝負となります。そして、概要を理解することはそんなに難しくありません。

Part2の内容を思い出してください。放送される英文はわずか数秒、解答は印刷されておらずどんどん次の問題に進みます。

これは、一瞬で内容をつかむ瞬発力(と実は、「運」)が試されるPartです。

Part4はこれと真逆です。

Part4は内容を理解するヒントになる情報が多く、考える時間も多く与えられています。

そのため、最初から概要だけ理解するように集中すれば、質問に解答するのはそれほど難しくありません。

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印刷された質問を全部読み上げてくれるので、その数秒も時間稼ぎに使えますしね。

なるほど、概要さえ把握できれば、一言一句聴きとれなくていいんですね。

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重要ポイント:

  • Part4では、冒頭から概要を理解に徹する。無理にすべての英語を聴きとろうと思わない!
  • 概要を理解出来たら、印刷された質問文を先読みし、関連する英文だけピンポイントに聴く

これに合わせた対策(勉強法)をご紹介します。

Part4対策

  • 模試の英文をナレーションの後に続いて「リアルに」音読する
  • 同じく英文をノートに書きとっていく
  • ナレーションの後に、一旦ストップして、どんな内容の英文かを自問自答する

 

すべて、英文を英語のままで内容理解する力を養います。

そうすると、早くに概要を理解できて、質問の先読みや、ピンポイントに放送を聴く余裕が生まれるのです。

ユタカニさん、全部の内容を英語のまま理解なんて到底無理ですよ…

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だからこそ、「概要」理解なんですよ。「全部」理解する必要はありません。重要な文だけ拾って、「ああ講演会のスピーチか」みたいに、ざっくり場面を想像できるだけで、劇的に余裕が生まれます

TOEIC Part4でのテクニック

ここからは、試験当日のテクニックです。

Part4には1つの英文について質問が3問ずつですが、最後はほぼ必ず「内容全体についての質問」です。

そのため、Part4の最終部分はあまり重要ではありません。

??どういうことですか?最後の文章は大切じゃないですか?

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いえ、逆です。英語は重要な情報を、冒頭から中盤までに持ってくるんです。なので最後の方は補足情報が多く、ある程度聞き流しても対応できるんです。例を紹介しますね。

Part4問題例

放送内容(和訳):

ABC博物館へようこそ!本日の早朝見学会についてご説明します。この後すぐギリシャ彫刻を全員で見学します。最後には、トルコ画家の絵画を見ますが自由行動とします。お昼前に解散の予定です。なお、飲食はカフェテリアのみでお願いします。トイレは事前に済ませてくださいね。準備はいいですか?今日は楽しくお過ごしください!

最後の質問:この後、この話を聞いていた人は何をしますか?

解答:ギリシャ彫刻を見に行く。

なるほど~。最後の文を聴いても、「飲食」と「トイレ」のことしか分からないですね

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そういうことです!この質問に答えるには冒頭の英文を聴いていないといけません。Part4は冒頭が重要という典型的な例です

 

冒頭の英文で重要な情報を集め、概要を把握する。

逆に言うと、冒頭を聴き逃すと最後の質問には解答できなくなる恐れがあります。

冒頭を聴き逃さず、概要理解しやすくなるPart4のテクニックはこんな感じです。

Part4テクニック

  1. 英文放送前に質問を見ておいて、少しでも概要を理解する
  2. 放送が始まったら冒頭に集中し、内容をおおよそ掴む
  3. 最後の内容は聞き流しつつ、もう一度質問を見て内容を再確認し、解答する

質問見る→冒頭聴く→もう一度質問見て内容を把握する。という順番ですね。

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素晴らしい!経験上、そのリズムがうまくいけば、Part4は8割以上取れます。

普段の学習でもこうしたことを意識して取り組むと、Part4を効果的にスコアアップさせることができます。

まとめ~Part4はリスニングパート集大成!~

 

 

本日は、Part4についてご紹介しました。

TOEICが良くできた試験だなと感じるのは、Part4がビジネスの世界において、「最も重要な力」を測るものになっていることです。

その力とは、長い説明でもいち早く概要だけを理解し、行動に移すことです。

日本語でも仕事だと、「結論は最初に!」とか「完璧を目指さず早くの行動!」とか言われますよね。

指示内容を一言一句漏れなく記載した、「完璧なメモ」を毎回作る人なんてまれだと思います。英語も同じです。

そういう意味で、Part4はビジネス英語の集大成のPartと言えるでしょう。

なお、本日紹介した対策とテクニックを身につければ、運に左右されず正解率が安定するのもPart4の特徴です。ぜひ継続して学習に取り組んでみてください。

ユタカニさんってメモ取るの上手なんですか?

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字が汚すぎて自分で読めないことばかりなので、最近はスマホ使ってます…

最後までお読みいただきありがとうございました!




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