この記事は、前回の記事「本当に衝撃を受けたやり方があった。TOEIC3回チャレンジ法とは?」の続きです。
※勉強法は以下の参考書の内容を参考にしています。
※2022年追記:
本記事作成から4年。待望の最新版が出ているのであわせて紹介します。
TOEICを始めたばかりのころは何より、模試をどうやって復習すればいいか?模試の結果からどんなことが分かるのかがイマイチ良く分からず苦労しました。
そんな私を救ってくれたのが「3回チャレンジ法」という復習方法でした。
本日は、時間制限無く模試を解くという、意外な復習方法から学んだことをまとめています。
【TOEIC 参考書の模試】2回目の復習ってなに?
さて、たまたま早く帰れた平日の夜。夕食も済ませ、満を持して2回目の模試です。
3回チャレンジ法の2回目の復習方法は、なんと!「時間制限も無し・リスニングは何回聴き直してもOK!
ついついリスニング中にウトウトしちゃっても何回でも聴き放題!(すでに油断しまくり)
前回の模試で時間が足りず、もはや「アルファベット塗り絵」と化したPart7だって余裕で全部解けます。
…ふうー、こんなもんかな。それにしても本当にこの2回目は必要なのかな?
新しい模試の参考書をどんどん買って取り組んだ方が鍛えられる気がする…
でも、新しいことをやるときにはまず、やり方に素直に従うと決めていたのでしっかりやりきりました。
鼻歌まじりに採点です!「どうせ満点だろう」
その結果は、なんと!750点!
……ん?750点?950点でなく??
そんな馬鹿な!!!と、とにかく解説を!
今度は参考書のアドバイス通りしっかり読み込みます。
満点が当たり前と思っていた、2回目時間無制限の模試ところが結果は散々たるものでした…
TOEICの参考書で3回チャレンジ法をする凄さって?
復習して気づかされました。この結果は当たり前といえば当たり前でした。
まず、リスニングは…
・何回聴けたとしても、「英文の真の文脈理解」は曖昧のまま
・文脈をしっかり理解しないと選択してしまいそうな"巧妙な"選択肢に引っかかりまくる
・Part5・6は語彙力や文法力の問題。そもそも知識がないと時間に関係なく不正解
これだけ時間制限とは無関係の、「根本的な英語力の不足」が原因のものがあるのです。
その証拠に恐る恐る、1回目の結果と照らし合わせると全く同じ問題を間違えてました。
あ~。今回の結果ってすごいショックだな…。
だって、時間を言い訳にできないから本当に英語力が足りないのがよく分かっちゃう。
ん?本当の英語力が分かっちゃう?
そ、そうか。これをしっかりと認識するために時間制限なく模試を解く2回目の復習があるのか!
2回やった結果をしっかり比べれば、復習の仕方を変えられるぞ!
これはどういうことかというと、
- 1回目:時間制限有りの結果
- 2回目:時間制限無しでの結果
さらにこの2回の結果から分かる英語力・復習方法をまとめると下の表のようになります。
1回目結果 | 2回目結果 | 今の英語力と復習方法 |
正解 | 正解 | 理解力十分・復習優先度低め |
不正解 | 正解 | 解答のスピードに課題あり・模試を多くこなして試験に慣れることが優先 |
正解 | 不正解 | 勘で当たった可能性あり・まず英語力から鍛える |
不正解 | 不正解 | 現状で一番の弱点となる問題・最優先で英語力を鍛える |
この3回チャレンジ法には人それぞれ発見があると思うのですが、とにかく私が感動したのが、2回目の模試の後に上記4パターンに自分の課題が分けられることを知ったときです。
なぜって普段の仕事と同じ考えですが、優先順位が確実に付いたので、格段に勉強しやすいからです!
大学受験時と異なり、勉強以外にもたくさんやることがある中で、やるなら効果的にやりたかったので、こうした復習方法を教えてくれる参考書は貴重でした。
ということで、ようやく、TOEICの勉強が分かりかけてきました。
まとめ
TOEIC 3回チャレンジ法について
- TOEICの参考書は復習によってはじめて効果が発揮できる
- 復習方法として制限時間なし、リスニング聞き放題の復習(3回チャレンジの2回目復習)をすると真の英語力がわかる
- 通常の制限時間で解答した結果と2回目復習の結果をみることで自分の英語力とTOEICの解答力を正確に測れる
本ブログではこれからもTOEICを中心にした英語学習の方法を紹介していきます。
2019年5月追記:
ここでまとめた3回チャレンジ法での発見を基にして、私が930点を取得したときの勉強法・参考書さらに試験テクニックを別記事でまとめています。
TOEICを始めたばかりで何から手をつけるべきか悩んでいる方や、TOEIC対策をより深く知りたい方はぜひ見てみてください!
最後までお読みくださりありがとうございました!