こんにちは。ユタカニです。
前回、TOEICスピーキング&ライティングテストの詳細」について、記事を紹介しました。
勉強を進めてみると、取り組めば取り組むほど、実践的な英会話習得に役立つということがわかってきたので、理由をまとめてみました。
目次
英会話教室に行く前に効果的な勉強法とは?
1.現代に合った実践的な英語を学ぶ
英”会話”というくらいですので、勉強する表現が、
✘ 英語論文の表現
✘ 古典小説の表現
を多く学んでも、ニュースやネットショッピング、チャットで活かそうとしてもちょっと合わないですよね。
夏目漱石の小説の日本語表現を、Lineでそのまま使うような感じです。それはそれで面白いですが…
「参考書代もったいないから、受験の時の参考書をとりあえず使おう。」と考える方もいると思いましたので、念のため、語学は今の生活に合った実践的な内容を学ぶことが重要であるとお伝えします。
日常生活やビジネスを再現しながら学ぶ
現代に対応した表現を多く学べたとしても、様々な場面で通用するか、確かめながら勉強することが重要です。
例えば、挨拶に関する表現を多く学べても、このような場合に、英会話できるでしょうか?
- 近所で、観光客から、近くに美味しい日本食のレストランがないか、尋ねられた
- 職場で、海外取引先から、見積もりをもらえるか質問された
もちろん、挨拶だけでは会話が成立しませんね。
日常生活をシミュレーションした英会話をしないと身につかないのです。
この点、子供の語学習得って本当に参考になります。
子供たちは、「おままごと」を通じて、様々な日常場面を再現し、聴いたことのある表現を、片っ端から試します。
(いきなり辞書で単語調べないですよね…笑)
そして周囲の大人も批判することなく間違いは正してあげることで、子どもは流ちょうに話せるようになるわけです。
「どうしてそんな日本語しか話せないの!」っていう大人は多分いないと思います。
大人と子供は違う?本当にそうでしょうか?
英語圏で生活しているイメージを持って、一人でおままごとしてみると、上達が早いかもしれませんよ!
TOEICスピーキングに取り組むと効果的な3つの理由
理由1.日本だけで制作された試験ではない
TOEICは日本でなく、アメリカにあるTOEIC制作の会社が専門的に作成しています。
このことは非常に重要です。
日本国内にも有意義な語学試験は沢山あります。
でも、実践的な英語を早く習得するのであれば、英語圏で作成した試験の方が最適です。
さらに、TOEICは非英語圏の数百カ国で採用されています。信頼度の高さでもおすすめです。
理由2.問題テーマが英会話にベスト
先ほど触れた、”おままごと”の例を考えると、このスピーキングテストの構成は本当によくできています。
スピーキングテストの問題例:
- 取り扱う商品に対する、顧客からの電話応対
- プロジェクトメンバーに欠員が出たので、どうやって解決するか案を出す
- 友人に電話して、来週の予定を尋ね、行きたいイベントに誘う
- 日本の通勤、通学の問題点を、海外の人に伝える(ディスカッション目的のため)
実際に遭遇する可能性が高そうな実践的な内容ですよね。
ちなみに、スピーキングテストの解答内容はすべて録音され、複数の採点者によって評価された後、講評を結果用紙で確認できます。
講評を見ると自分自身の固有の課題がすぐわかります。
3.合否でなく目標を立てやすい評価制度
TOEICは合否でなく、達成度をスコアで評価されるので、自分の成長を細かく把握することができます。
合否だけだと、受かった後も継続して努力しづらいですが、TOEICでは繰り返し受験することでスコアアップを目指すなど柔軟な使い方が可能です。
また、目に見える形(スコア)で、成長を確認していくことは、習慣的に英語を勉強するための「モチベーション維持」にも最適です。
以上から、スコア形式は「大人の英語学習」に最適であると思います。
最後に、TOEICが英会話の入り口としてベストな理由をもう一度まとめます。
TOEICがベストな理由:
- 英語圏で制作され実践的
- 問題はすべて日常生活やビジネスがテーマで実践的
- スコア制で講評がついており、継続的な学習にプラスになる
最後に
英会話のおすすめ勉強法は、TOEICスピーキングテストだと考える理由を紹介しました。
ここに紹介している勉強法や考えは、あくまで私個人の意見です。
これをきっかけに、自分にあった勉強方法を見つけていただければ嬉しいです!
最後に、TOEICスピーキングテスト受験に当たり、私が購入した書籍を紹介します。
公式参考書の他に、おすすめの参考書も載せています。
おすすめ書籍:
最後までお読みいただきありがとうございました!