こんにちは。ユタカニです。
今月はユーロドルが下落すると見通しを紹介していました。
今週(3月5週)予想通りの動きになってきたので改めて見通しまとめました。
※2019年3月時点の情報です。また、内容はあくまで個人の見解となりますので、投資の最終判断は自己責任でお願いします。
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FXって為替レートを予想するんですよね。外れたら大損して破産しそうで怖い。
そんなことないですよ。今のユーロドルは比較的やりやすいです。理由を説明しますね。
FX ユーロドルの現状
上図は、2019年3月27日現在のユーロドル日足です。
緑枠の3月20日、ドルの将来金利を決定する「FOMC」の影響で一旦急上昇しましたが、その後は予想通り、徐々に下落しました。
上図赤枠内の動きを見ると、先々週の上昇した分を、一気に亡きものにし、長期の移動平均線(上図黄色線)を再び下回りました。
これが昨日の下落の大きなヒントになっています。
私の長期の移動平均線は約3か月分ですが、これは過去3か月間に取引している人の平均値を表します。
これを下回るという事は、3か月間の多くの参加者が損を抱え始めたということになります。
損を抱えたらどうするか?
我慢するか、損切りするしかありません。でもいつまでも我慢できませんよね。
すると、ある日「運動会の綱引き」が発生します。
運動会の綱引き?
綱引きの勝負が決まるときを想像してください。勝負が決まる最後の最後、片方がみんな綱を離して、一気に綱が引っ張られますよね?
つまり、為替もある程度上昇もしくは下落するとある日一気に動くということですね。
現在は、買い手(ロング)の多くが苦しいですね。綱引きでは「負けてる側」です。
そのため、今週のどこかで「綱から手を放す」状況が生まれ、大きな下落が起こるとみています。
ユーロドル 今週の見通し
では私個人の取引の考え方を紹介します。
(あくまで個人の見解です。投資の最終判断は自己責任でお願いいたします。)
今週の見通し
- 長期の移動平均線を下回る限り、大きな下落可能性あり
- 最小の取引単位で、売りでエントリーしてみたい
- 損切は、3月25日高値の「1.133」に設定する
- 下落根拠がより強いなら、長期移動平均線の「1.136」を損切にするのも手
上昇か?下落か?
今週は下落すると思っています。
なんといっても、先週3月22日と昨日3月26日の大きな陰線が買い手にショックを与えています。
(冒頭の図の赤枠内です。)
「陰線」て、青い長方形ですね。赤枠内を見ると、黄色い線(長期移動平均線)を一気に下に抜けてますね。
特に、3月20日(緑枠)以前に買いで入った人は、損切寸前なのではないでしょうか?
買い手の損切=下落の加速ですね。
今週すでに売りでエントリーした人は利益が出てますから、さらに取引量(Lot)を増やしているかもしれませんね。
なるほど、「買い手の損切」と「売り手の売り増し」で売りがあふれるわけですね。
そういうことです。その流れに乗っかるのがトレンドフォローです。
損切を明確に設定できる状況
私が今回取引しやすいと思う理由はもう1つ。
損切ラインを明確に設定できることです。
えっ、損切ってお金が減ることですよね?なのに取引しやすいの?
お金が減るから取引しやすいんじゃないんです。「これ以上損はない!だからそれまでは取引するぞ」って損失額が確定してると、長期間取引しやすいんですよ。
今回の損切ラインは「3月25日高値の1.31」です。
これを超えたら今回の予想は外れている可能性があります。
予想が外れてるのに相場にいてはいけないので、ここで損を確定させて退場します。
資金に余裕があり、かつ私以上に下落根拠を持つ人はおそらく、「長期移動平均線付近の1.136」が損切ラインかもしれませんね。
残念ながら私はそこまで自信がないので、1.133であきらめます。
ユタカニさんは取引開始直後に、損失額がすでに確定してるんですね。それなら、少し安心かも。
取引開始時は、必ず取引量を減らす方法も良いですよ!自己資金に余裕があれば、さらに安心して、かつ冷静にチャートを見られます。
最後に
本日はユーロドル日足の現状と、今週の見通し、損切目安について紹介しました。
私はサラリーマンをやりながらのトレードになるので、原則トレンドフォローで取引を行っています。
今回取引をするに当たって、長期移動平均線と実体線の関係を取り上げてみました。今後は、振り返りもご紹介したいと思います。
今日で損切になったりして…
いくらなんでもそれはショックだーー!!
最後までお読みいただきありがとうございました。