こんにちは。ユタカニです。
TOEICの勉強をやらなきゃいけないのに続かない!という方は多いと思います。
そこで本日は、挫折してしてしまう「2つの原因」について紹介し、対策とおすすめ勉強法を紹介したいと思います。
毎日模試の解説読み込んで復習しています!
う~ん。解説を読んでも実はあんまりスコアは上がらないんですよ…。次からの内容を一度読んでみてくださいね!
目次
TOEIC 毎日の勉強に挫折する理由とは?
1.TOEICの勉強には”2種類”あることを知らない
多くの方の挫折理由は「勉強しているのにスコアが上がらない」ではないでしょうか?
いきなりですが、TOEICのスコアを上げるために必要なことって何でしょうか?
英語力!
半分正解です。もう半分は何かというと、独特の試験形式に慣れるための対策です。
?すいません。2つは何が違うんですか?
ふむ、ではTOEICの特徴をまず説明しますね。
TOEICは45分でリスニング、75分でリーディングを解答する試験です。
リスニングは放送に従って解答していくとして、リーディングは100問を75分、つまり1問1分未満で解答していかねばならず、かなりタイトな時間になっています。
これはTOEICで測る能力の内、英語を早く処理する能力に重点が置かれているからです。
- どのくらいの解答ペースなら時間内に全ての問題を解き終わるのか?
- 難しい問題はどのくらいであきらめるべきか?
こうした時間管理のテクニックが必要です。
さらに、TOEICの各Part毎の個別対策やテクニックが存在していますので、これらの習得も重要です。
英語力を高める勉強だけだと、こうしたテクニックは身につかないので、結果としてスコアが停滞し挫折しやすくなる、というわけです。
もちろん、テクニックだけ身につけてもスコアはあがりません。大事なのはバランスですね。
- TOEICに慣れるための対策
- 英語の基礎力を高める対策
TOEICの勉強をしているつもりでもスコアが上がらず挫折する方の中には、この2つの力を理解しておらず対策がごっちゃになっているケースがあります。
2つを意識的に分けてバランスよく勉強することが重要です。
2.勉強が続かない、やりがちなスケジュールとは?
勉強に挫折する他の要因としてはやはりスケジュールだと思います。
・最初は順調だったけど忙しくなって続かなくなった
・環境変化があって今までのスケジュールが守れなくなった
また、最初のやる気で「無理なスケジュール」を作っても挫折します。
・1日2時間やる
・週末に平日分をまとめてやる
仕事で嫌なことがあった日や体調不良の時も上記に取り組めるでしょうか?
気をつけたいのが、スケジュールが守れなくなると勉強へのモチベーションが大きく下がることです。
先ほどの例だと1日2時間と決めていたけど、平日1時間もできなかった、となると、罪悪感からか勉強そのものを辞めてしまうケースが多いようです。
こうならないようにおすすめなのは、最初から勉強時間を短めにして、毎日続けられる時間におさめることです。
1日30分でいいのでとにかく忙しい日でも「隙間時間」を使ってTOEICに触れるようにしてください。
いくらなんでも短すぎませんか?
もっとやれる日は増やせばいいだけです。忙しい日やイベントがあった日でも毎日やるとすると経験上このくらいが一番良いです。
ここまでのまとめです。
挫折する理由
- 試験対策と英語力を高める勉強の違いが分からずスコアが停滞している
- 無理なスケジュールを作って続かなくなっている
次に、TOEICの「試験対策」と「英語力を高める勉強法」を分けてご紹介します。
勉強に挫折しない対策と具体的な勉強法を紹介
1.試験に慣れ、解答力を上げる勉強法とは?
繰り返しになりますが、TOEICは時間がタイトな試験ですので、試験対策は時間管理を鍛える勉強になります。
以下、私がおすすめする勉強法です。
3回チャレンジ法:
復習回数 | 内容 | 目的 |
1回目 | 120分の制限時間で取り組む | 現段階の実力を知る |
2回目 | 制限時間無し、リスニングは何回聴いてもOK | 制限時間に影響されない「真の英語力」を知る |
※2回目の後~3回目まで(1~2週間)に、個別対策に取り組む | ||
3回目 | 120分の制限時間で取り組む | 「英語力」と「TOEICの解答力」がどれだけ伸びたか最終確認 |
模試を1回だけ解くだけでなく、制限時間無しで解いてみたり期間を空けて再度取り組んだりして、TOEICの総合力を身につけるやり方です。
この復習法はあらゆる力を向上させますので、まずこのやり方をベースに取り組むのが一番おすすめです。
倍速解答法
内容 | 身につく力 |
リーディング模試を制限時間の「半分」で完答する | 完答ペースを知り時間管理しやすくなる |
制限時間を半分にすることで、どこに時間をかければいいか、あきらめるべき問題はどんなものか見極める力が身につきます。
現実的にすべての問題を自信を持って完答することはできません。
得意なPartや問題に対してメリハリをつけて時間をかければ正解率があがりスコアは順調に上がっていきます。
特に経験上、Part7は時間をかければかけるほどスコアが上がるので、この勉強法ではPart7の手ごたえを基準にするのがおすすめです。
Part縦割り復習
内容 | 身につく力 |
特定のPartだけを自分で決めた制限時間内で全て解く | 弱点Partが見極められる。Part毎の時間管理術が身につく |
この勉強法の効果は”新たな発見”です。
通常はPart1~Part7を順番に解答しますが、各Partだけひたすら解くと、自分の弱点を見つけやすくなります。
例えば…
- Part5の文法ではいつも接続詞の問題に時間がかかるな
- Part2の後半数問は解答を覚えているだけで理解してないな
といったことです。一度意識すれば、毎日の勉強に活きてくるのでおすすめです。
2.英語力を向上させるための勉強法とは?
TOEIC対策と比べるとやや地味(?)ですが、以下を実践すると英語を英語のまま理解する力が高まります。
勉強法 | 内容 | 効果 |
ディクテーション | Part3・4の放送を聴きながら英文を書き写す | 英語を聴いた直後に意味が理解できるようになる。 |
シャドーイング | Part3・4の放送を後から続いて音読する | |
超精読 | Part7の英文を、辞書を使って意味や文法を確認しながら、時間をかけて読む | 文法理解力・語彙力 |
即音読 | Part7の英文を、意味を頭の中で理解しつつ、早口で音読する | 英文を早く理解できる力 |
なるほど。ただ模試をやって解説を読むだけじゃダメなんですね。
上の勉強法はとにかく英語の構造や音声に慣れるための”筋トレ”の様な勉強法です。細切れでも良いので毎日取り組めば確実に力がついていきますよ。
最後に
本日のまとめ
- TOEICの勉強に挫折する理由は、「闇雲な勉強」と「無理なスケジュール」
- 試験の解答力を上げる対策と、基礎的な英語力を身につける勉強法を分けて取り組む
日々TOEIC勉強する中で挫折したり続かなくなる時に効果的な学習法をご紹介しました。
最後に、本日紹介した内容とは外れますが、勉強「環境」を色々と変えてみて、気分転換するのも勉強が続く良い方法です。
例えば…
- 休日に行ったことのない駅のカフェや図書館で勉強してみる
- 海外ドラマを見たりニュースを聴いたりして自分の英語力の成長を確認してみる
何事も、継続は力なりですので、色々ご自身に合った方法を見つけてみてください♪
最後までお読みいただきありがとうございました!