こんにちは。ユタカニです。
英語の勉強につきまとう課題。それは語彙や文法力だと思います。
特にTOEICでは、この2つの力が無いと高スコアを取るのは難しいと言われます。
そこで本日は、私が930点取るのに使った「文法・語彙力を鍛える勉強法と参考書」をご紹介します。
TOEIC 語彙力・文法力アップの勉強法
TOEICの勉強を始めた当初、私はとにかく時間内に解き終わらないことに悩んでました。
前回、「自分の弱点をツールを使って深堀りしたこと」について紹介しましたが、
時間が足りない最大の要因は、語彙や文法力が圧倒的に不足していたことでした。
そこで色々考え、"一人講座法"という勉強法をすることにしました。
…と、大層な名前をつけましたが、
自分が先生になったつもりで、「仮想の生徒」に向け、文法や語彙問題を解説していく勉強法です。
インプット だけだと記憶が定着しないので、架空の相手とはいえ、
アウトプット するプロセスを入れることで、理解度が劇的に深まり、弱点を克服しました。
どんなことをアウトプットするかというと、「もし自分がTOEICの講座をしたら何を教えるか?」で選びます。
例えばこんな感じです。
アウトプット例
- 正解・不正解の理由
- 正解だった「単語」と同じ意味の単語の紹介
- 正解だった「接続詞」を使った別の例文の紹介
TOEICの講師なら、1問1問辞書や解説を読んで深堀りし、理論立てて説明できるように準備するはずですよね。
なるほど、そのプロセスが結果的に自分の知識を深めるのに役立つんですね。
「良い生徒は良い教師になる。」とよく言われますが、この”1人講座法”はそれを利用した勉強法です。
私は1ヶ月くらいこの方法を続けた際、Part5の語彙・文法問題は安定して8割以上正解できるようになりました。
TOEICの文法問題は、質問パターンがある程度決まってるので、この勉強法でしっかり理解すると、驚くほど正解率が上がりますよ!
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語彙力アップはこの参考書でバッチリ
単語がたくさん載った参考書っていっぱいありますよね…
TOEICの語彙力を上げるなら、「試験に出題された単語が多く」て「例文が豊富なもの」が一番です。私の一押しを紹介しますね!
私の最大の課題は語彙力でした。
でも、単語をただ暗記するのって本当に続かないですよね。飽きちゃいます。
なので、こんな感じで結構こだわりを持って本を選んでいました。
参考書に求めること
- 本番試験に多く出る単語だけを効率的に覚えさせてくれる
- 例文やコラムまで全部TOEICに出そうな”超実践的”なものになっている
そんな風に探していると、ネットで多くの人が推薦してたこちらの本に出会いました。
特に気に入った点はこちらです。
- 著者自らのTOEIC経験を基に、頻出単語のみ掲載している
- 例文やコラムが著書のTOEIC満点経験に基づいて作成されている
- 新書サイズで電車でも簡単に復習できる
著者のTEX加藤さんは、今もTOEICを受け続け、しかも毎回満点というカリスマ講師です。
とにかくよく出る単語が紹介されていました。私の経験談をお話しします。
試験を受けた際、上記の本に載っていたこのような単語がありました。
- Proprietor
「小売店オーナー」という意味ですが、試験ではこの単語を言い換えた「A retail owner」が正解だったのです。
単語を知らないと、前後の文脈で判断しないといけないのでタイムロスでしたが、単語を知っているので数秒で解答し、時間を稼げました。
このように本番試験に直結する単語が、たくさん載っているのでおすすめしています。
最後に(930点取得時の他の勉強法)
本日は、文法・語彙力アップのための勉強法を紹介しました。
”1人講座法”を使うと、文法力と語彙力が向上するため、自然に模試のスコアが上がってきます。
この他に私がおすすめする勉強法は、模試を使った「3回チャレンジ法」という勉強法です。
簡単に言うと、1つの模試を3回復習し徹底的に内容理解を深める勉強法です。具体的にはこんな感じです。
復習回数 | 内容 | 目的 |
1回目 | 120分の制限時間で取り組む | 現段階の実力を知る |
2回目 | 制限時間無し、リスニングは何回聴いてもOK | 制限時間に影響されない「真の英語力」を知る |
※2回目の後~3回目まで(1~2週間)に、個別対策に取り組む | ||
3回目 | 120分の制限時間で取り組む | 「英語力」と「TOEICの解答力」がどれだけ伸びたか最終確認 |
1つの模試を3回復習したんですね
トータルでは、200問×3回復習=600問分取り組んだことになります。3つの模試を1回ずつやるより、はるかに実力がつくのでおすすめですよ!
高スコアの方の中には、多くの参考書をつかって計10,000問近く解く方もいるようですが、私は、1つの模試を何回も復習した方が、基礎的な英語力が向上すると考えるので、3回チャレンジ法をおすすめしています。
”1人講座法”と”3回チャレンジ法”をぜひ一度試してみてください。
最後までお読みくださりありがとうございました!