こんにちは。自称、TOEIC大好きサラリーマンのユタカニと申します。
普通のサラリーマンで留学や海外生活の経験は全くありませんが、
独学でTOEICに取り組み、3ヶ月で約400点アップの930点を取得しました。
またTOEIC限定イベントに招待され、他の高スコア常連の方や事務局の方と意見交換し、
TOEICスコアアップに必要な時間や勉強法を紹介したいと思います。
TOEICは英語の勉強をすればスコアが上がる、以上じゃないですか?
それでは、これらは分かりますか?
①スコアアップのカギになる問題はどこでしょうか?
②どのくらいの期間勉強すると英語が身につくでしょうか?1日当たりの時間は?
③スコアアップに特に有効な勉強法はどんな方法でしょうか?
あ~そこまで具体的には考えてないです。
初めて受けるのであればそれが当然です!大丈夫、今日はこうした、スコアアップに直結することだけ厳選して紹介します!
目次
1. TOEICってどんな試験?
いきなりですが、TOEICはマークシートの正解数でスコアが決まります。
・・・?なにをいまさら?とお思いでしょうか?
でも実はそれは表面上だけで実際には、出題者が重視している一定の問題が存在します。
- 重視している問題がある
- でも正解数だけでスコアが決まる
これってつまり、特定の分野の問題数が偏っているということを意味しています。
一見なんとなく分かることですが、これが非常に重要です。なぜならTOEICはPartごとに問題分野が分かれているからです。
それではわかりやすく、TOEICのPart毎の問題数を一覧にしてみました。
Part | 内容 | 問題数(全体割合) |
1 | 写真描写問題 | 6問(3%) |
2 | 応答問題 | 25問(12.5%) |
3 | 会話問題 | 39問(19.5%) |
4 | 説明文問題 | 30問(15%) |
5 | 短文穴埋め問題 | 30問(15%) |
6 | 長文穴埋め問題 | 16問(8%) |
7 | 読解問題 | 54問(27%) |
※各Partの内容詳細を知りたい方はこちらもご覧ください。
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本当だ・・・。思った以上にPart毎の問題数の偏りが大きいですね。
そうです。
Part3とPart7だけで全体の半分近くですからね。
要は、”ここに効く”勉強をすれば、初受検でも十分に狙ったスコアを取得できます。
私もこのことに気づいたため、初受検で900点を超えることができました。
2. スコアアップに必要な時間は?
TOEICがPart3(同じような形式なPart4も)・Part7の問題数が多いという特徴がわかったところで、
ではどのくらいの期間継続して勉強すると効果がでるのでしょうか?これは正直に書きます。
最低3ヶ月は必要です。
・・・いやいや!1週間とか1ヶ月でスコアアップって宣言してる教材、いっぱいありますけど??
う~ん、本当はそう書きたかった。でも嘘はつけません。最低3ヶ月以上は毎日学習しないと、英語に触れる習慣が作られないので目に見える成果は出ないと思います。ただし、
1日にかける時間は平日30分でも十分だという事がわかりました!
このことを徹底的に考えた記事もあるのでぜひのぞいてみてください!
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ここまでで、試験内容と問題数による特徴、どのくらいの期間準備すれば良いかはお分かりいただけたかと思います。
最後におススメ勉強法を具体的に紹介していきます!
3. TOEICのためのおススメ勉強法は?
先にまとめてしまうと、TOEIC初心者の方が一番「停滞してしまう勉強法」は、
問題を解く ➡ 日本語の解説で答え合わせする ➡ 次の問題を解く ・・・
というパターンのみのものです。なぜ停滞するのか?それは、
英語にそのまま触れ続け、英語そのものに慣れる訓練が不足しているからです。
逆にこの訓練を十分し続けた人が高スコアを出せるのだという事が、イベントで知り合った方々の勉強法を聞いてみて分かったことです。
そこで、「英語を英語のままで触れ続ける」勉強法を紹介します。
3.1 Part7の長文がスラスラ解ける!鉄板の勉強法2つは?
冒頭で紹介したとおり、TOEICリーディングの最大のカギは
「問題数が最も多いPart7をどれだけ正解できるか?」になってきます。
そこで私は、Part7対策としては、「超精読」と「即音読」という方法を実践しました。
具体的にはこんな感じです。
勉強法 | 内容 | 身につく力 |
超精読 | Part7の英文を、辞書を使って意味や文法を確認しながら、時間をかけて一文一文読みこむ
(知らない単語や表現があっても辞書を使いたおして分からないままにしない) ※理想はその文章を解説する「講師」になったつもりで、完璧に解説ができるレベルになることです! |
文法理解力・語彙力 |
即音読 | Part7の英文を、意味を頭の中で理解しつつ、早口で音読する | 英文を早く理解できる力 |
特に受検者の方のお悩みをうかがうと、「とにかくPart7が時間内に解答できない!」だそうです。
この2つの勉強法は効果絶大です。1日一文章とかで全然かまいません!毎日30分休まず続けると、スコアアップにつながります。
3.2 リスニング力アップはこれでばっちり
Part3・4の会話のリスニングが苦手という方は、
英語を英語のまま理解する力を伸ばすと大幅にスコアアップします。
有効なのは、「ディクテーション」と「シャドーイング」というやり方です。
勉強法 | 内容 | 効果 |
ディクテーション | Part3・4の放送を聴きながら英文を書き写す | 英語を聴いた直後に意味が理解できるようになる。 |
シャドーイング | Part3・4の放送を後から続いて音読する |
どちらも和訳することなく英語のまま理解する力を養います。
続けると、初めての英文でも放送を聴きながら概要を理解できるようになります。
4. まとめ
今日のまとめ
- TOEICはPart3とPart7の問題数が多く、ここがスコアアップへのカギ
- 受検までに1日30分、3か月以上の準備期間を作るのが最も効果的
- 勉強法は日本語の解説を読んで終わらない!英語そのものに触れる訓練をする
お店で売ってる参考書の問題を解いていけば何となくスコアアップすると思っていました。
確かにある程度はそれでも通用するのですが、すぐ頭打ちになって飽きてきて、最後には停滞するんですよね。今日紹介の方法で1日30分、集中して継続してみてくださいね
最後までお読みいただきありがとうございました!