こんにちは。ユタカニです。
TOEICのスコアを上げる最も効率的な方法は?と聞かれた場合、迷わず、
Part7の正答率を上げることです。
と断言します。
本日は、私が930点を取得したときの経験から、Part7の対策を徹底的に紹介します。
目次
TOEIC Part7の重要性
改めてTOEICの各Part毎の問題数を確認しましょう。
TOEICに傾斜配点(例:Part1は1問1点、Part7は1問2点等)はありませんので、
と考えられます。
以下がPart毎の問題数です。
なんと、TOEIC 全200問の4分の1、リーディング100問の半分以上は、Part7なのです。
ということは、スコアを効率的に向上させたい場合、Partの並び順とおり、Part1から勉強することは効率的ではないのです。
TOEICのスコアはPart7の正答率で大きく変わる。
そのため、Part7は、全問解答かつ8割以上の正答率(※)を狙っていきます。
※スコア900点以上を狙う方はPart7は、全問正解を狙っていきます。
なお、各Partの概要について別の記事にまとめておりますので、ぜひ参考にしてください!
おススメ記事:
Part7 対策を一挙公開
Part7まではとにかく時間を最優先
TOEICリスニングパート最後のPart4が終わると、制限時間75分で、リーディングパートが始まります。
先ほど説明のとおり、Part7は8割以上の正解率を狙っていきますので、当然Part7に最も時間を割り当てなければなりません。
その目安は…最低でも50分です。Part5とPart6は合計25分で完了します。
一見かなり難しそうですが、日々の模試復習で、この時間感覚に慣れ、確実に出来るようになります。
興味のある方はぜひ以下を見てみてください。
おすすめ記事:
Part7は必ず完答する
Part7に50分の時間を残して進めたら、Part7は必ずすべて解答します。
まず、Part7序盤の文章は非常に単純な内容かつ設問も2問しかありません。
ここでのコツは、
文章すべてを見るのでなく、先に質問を見て関連性のある一文を探し、
後は読まずに先に進む
ということです。Part7序盤(160問目くらいまで)はこの方法でどんどん進みます。
160問目からはやや複雑な文章が入ります。
ここでは、あまりにも苦手な内容であれば、いったん176問目から185問目の2つの文章問題を先に片付けるのもありです。
なぜなら2文章問題は、実は先に質問を読んで関連性のある文だけを拾い読みする方法が有効だからです。
下手に複雑な文章問題に時間をとられるより、185問目まで解けるだけ解いてしまった方が、精神的にも楽です。
ちなみに、160問目から175面目までで、複雑な文章とは、
✔新聞での書評
✔新聞記事
✔トラブル対応のEメール
などです。
言い回しや比喩が内容理解を妨げるので、対策としては、
模試の160問から175問までの文章を、ひたすら精読するとよいです。
本番試験の文章と、公式問題集では、難易度はそれほど変わりません。
また、当ブログおすすめの模試参考書なら、本番試験より少し難易度が高いので、
文章の単語や文脈を精読していけば、本番で苦労することは少なくなります。
※当ブログおすすめの参考書はコチラ!
930点取得時の私の進め方
私が受験した際、Part5がとにかく難しかったです。
今まで取り組んでいた参考書の問題より難易度が高かったと思います。
しかし、とにかくPart5では1問20秒以内に解答することを心に念じて進めていきました。
結果、Part5で時間を浪費せずPart7に進んだときには残り時間は52分でした。模試のペースと比べても悪くなかったです。
そして、Part7が幸運にも、苦手ジャンル(私の場合は新聞記事)が出ず、
難易度も公式問題集と同じくらいだったので、1分くらい残してすべて解答することができました。
おそらく正答率は9割は超えていたと思います。
Part5は勘でマークした問題がありましたので、このPart7で大逆転したのではないかと思っています。
このブログを書こうと思ったきっかけは、
と実感したからです。
まとめ~Part7がTOEICのスコアを決める~
本日は、
を紹介しました。
冒頭のPart毎の問題数を見ても、TOEICではPart7の内容が相当に重要視されていることがわかります。
確かに、実際に英語圏で生活するうえで、
お店の広告やEメール、チャットの内容を理解できることは重要ですので、
ある意味、合理的な試験構成なのかもしれませんね。
本日ご紹介した対策をぜひ皆さんでアレンジしてみてください❕
本日も最後までお読みいただきありがとうございます!