こんにちはユタカニです。
この記事は過去シリーズの続きとなります。
2018年にTOEIC930点を取得したときからずっと愛用(?)している勉強法があります。
3回チャレンジ法と呼ばれるもので、TOEICのカリスマ講師と呼ばれるヒロ前田さんが紹介している勉強法です。
・・・とはいえ2018年当時にやっていた勉強法。私自身それからTOEIC以外の方法で英語に触れていましたが、
今回再度TOEIC受検を決意。この勉強法を再開したところ結果は衝撃的なものでしたのでご紹介します。
ずっと1つの方法だけやっていたら知識が偏りませんか?
そう思いますよね。巷にたくさんTOEICのブログがありますが、4年間、ずっと同じ勉強法をおススメしているからわかるこの勉強法のすごさを実体験で紹介していきたいと思います!
目次
1. TOEIC不朽の勉強法!? 3回チャレンジ法
改めて、今日ご紹介する勉強法を掲載している参考書はこちらです。
著者のヒロ前田さんはTOEIC界のカリスマ講師で、全47都道府県の会場で受検した生粋のTOEICマニアです笑
(著書の中で自慢してました。すごい・・・)
そんなヒロ前田さんが一貫して紹介している勉強法が、
参考書にある模試200問を3回復習する
という3回チャレンジ法です。この3回の具体的な方法はこんな感じです。
3回チャレンジ法:
復習回数 | 内容 | 目的 |
1回目 | 120分の制限時間で取り組む | 現段階の実力を知る |
2回目 | 制限時間無し、リスニングは何回聴いてもOK | 制限時間に影響されない「真の英語力」を知る |
※2回目の後~3回目まで(1~2週間)に、個別対策に取り組む | ||
3回目 | 120分の制限時間で取り組む | 「英語力」と「TOEICの解答力」がどれだけ伸びたか最終確認 |
今回の記事は特に2回目、制限時間なくじっくり模試に取り組むやり方のメリットについてです。
2. 特に2回目の復習で痛感するすごい点
あの~、時間制限なし、リスニング聴き放題って、すごい高いスコアに決まってるじゃないですか・・・。
本当にそう言い切れますか?
えっ?
TOEICは英語力を正確に測れるよう常に進化してるテストです。時間制限「だけ」気をつければスコアが上がるなんて簡単じゃないですよ。だまされたと思って試してみてください。
私がこの勉強法に本格的に”ハマった”のは2018年でした。
内心「時間制限内なら900超えは余裕」と甘く見てました。
結果はなんと・・・時間制限があるときより50点上がっただけでした。
しかもスコアアップしたのはPart7だけでした。
まあそりゃそうです。だって最後の20問以上塗り絵でしたから・・・。
これって逆に考えると、Part5~Part7の前半までの結果は時間制限に関係ないってことです。
単純な英語力の不足です。この3回チャレンジ法の最大のメリット。
それは、TOEICスコアアップに必要な課題を正確に見せてくれる、ということです。
自分の課題がはっきりわかれば後は対策するだけです。
■1回目と2回目の結果をみて・・・
・Part3・4が変わらず悪い →長めの英文から全体像をつかむ能力が不足している
・Part1・2が変わらず悪い →短い英文から情報をつかむ能力が不足している
・Part7はとても良い、でもPart5と6は壊滅 → 文法と語彙力が不足している
こうしたやり方を変えた復習によってわかる課題こそ、あなたが本当に取り組むべき課題です。
これこそ参考書の問題を1度だけで終わらせていたら決して見つけられない”お宝”なのです。
3. リアルタイムでやってる勉強紹介
私は現在4年ぶりにTOEIC受検を予定しており、リアルタイムで勉強法を公開しています。
前回930点だったので今回は満点を狙っています!
3-1. まずあらゆる英語力を高めるコレ
私は平日サラリーマンとして働いています。残業もちょっと多め・・・
なので、3回チャレンジ法は土日に取り組んでいて、特に土曜の朝を大切にしてます。
これから休みが始まるテンションで一番ストレスが低いからです。
やることはまず、3回チャレンジ法の1回目(時間制限あり)を模試2回分やります。
難しいようであれば1週間に1回で構いません。TOEIC勉強当初はまずこの模試で今の実力と課題を見つけます。
・Part3・4は思ったよりできたけど、Part2が悪いな・・・
・全体的にリスニングよりリーディングが点数悪いな・・・
こうしたことはなるべく早く把握すると対策も効果的になります。
次に今日ご紹介した3回チャレンジ法の2回目復習です。
極端な話、土曜の午前中Part7の20問だけやって終わる、
なんて日もあります。時間制限がないので時間がない方は細切れで解答してもOKです。
3.2 平日スキマ時間でできるぴったりの勉強法って?
これは色々なサイトで勉強法が紹介されていますが、私が大切にしているのが、
英語に英語のまま触れることをメインにした勉強法です。
その点で昔から気に入っている勉強法が”1人講座法”と”超精読”です。
・1人講座法
あらゆる問題を自分が講師になったつもりで全問解説する。
この単語の意味は? なぜDの選択肢は不正解なのか? 正解のCとおなじ表現を2つ紹介すると?
こうした復習はインプットと同時にアウトプットによって加速度的に理解が進みます。
・超精読
模試で出てきた英文をすべて和訳・理解し、極端な話暗記するくらい読み込む方法です。
これも平日の少しの時間でも英語に触れ、習慣化させることで、英文を読むスピードが驚くほど向上します。
特に私が実感したのが、問題文よりも、選択肢に記載された英語を読むスピードが段違いに上がったことです。
これにより、早く解答できPart7の最後まで時間が残るようになりました。
3. 最後に
本日のまとめ
- 3回チャレンジ法は2回目の時間制限なしの復習が重要
- 平日のスキル時間では模試の問題を別の人に講義できるくらい解説を読んで理解する
- さらに問題文を暗記するほど超精読すると英文を読むスピードが向上する
今ユタカニさんがリアルにやってる勉強は英語に直接触れる、ってことを重視してるんですね?
TOEICってマークシート形式で何となく日本語のテクニックや解説を読んで満足しがちなんですよね。でも実際高スコアの人にイベントで会って質問したら、やっぱり英語に触れる時間をすごく重視してました。その経験をこれからも伝えていきたいです
最後までお読みいただきありがとうございました!