こんにちは。ユタカニです。
TOEICの勉強を始めて1年になりました。
同じように取り組んでいる人達の情報を調べると、TOEICにはあるあるネタが結構あって、しかも共通するものが多いことに気づきました。
そこで本日は、”TOEICの面白い世界観”を紹介します。
TOEICの問題って全部ビジネス関連ですよね?そんなに面白いですか?
ビジネスを扱う試験ながら、色々な制約が多いので、独特の世界が出来上がっててそれが面白いんです。今日の記事を見てから、Part7の内容を意識して見返すと、笑えますよ。
目次
"TOEIC あるある"はたまり続ける?
そもそもですが、TOEICはアメリカの教育機関が制作している試験で、世界中で採用されています。
この”世界中で”というのがミソで、これがTOEICをある種独特な内容にしています。
どういうことかというと、万人受けするための内容になっているということです。
例えば、以下は万人受けしないので絶対に扱われません。(TOEIC側も公言してます)
NG内容(TOEICが公言)
- 宗教・人種問題
- 政治やスキャンダルに関するニュース
- 特定の文化についての記事
(例:日本のお盆、イスラム教の祝日等)
さらに、文化の違う多くの国で受け入れられるため、あまり攻撃的な内容も出ないことも特徴です。(これはTOEICは公言していません。)
あまり出ない内容(公言なし)
- 他人や商品への批判
- ブラックジョーク
- 会社の倒産・経営難・解雇
こうなると必然的にTOEICの内容は、やさしくて他人に寛容な独特の世界になってるのです。
そういえば、Part7の広告やEメール見ると、太っ腹なサービスが多いですよね
さらに会社は常に業績好調だし、終わらないバブルを楽しんでますよね
勉強して気づいた面白いエピソード
普段の生活に起こる”異変”がすごい
まずなにより、とにかくTOEICの世界は故障・メンテナンスが多い!
中には修理中のお知らせの中で1週間後にメンテナンスやるって書いてあったり。
そこはさ、いっぺんにやろう?
さらに、お店のトラブルもけた違い!
欠品、破損、HPのシステムトラブル、中には「商品紛失」もありました。
いやいや店が品物なくさないで。。。
でもそれ以上に衝撃なのは、顧客の器の大きさです。本当に頭が下がります。
先ほどの商品紛失をしたお店のお詫び文にこんな記載がありました。
- 当店は20年以上にわたり地域の皆様に愛されております
商品紛失して欠品多発の店が20年も…。TOEICの世界ではぜひ起業してみたいですね。
一番印象に残ったのは、カナダのリンゴタルトの有名店で、オーストラリアからはるばる買いに来た女性に対し、店員が以下を即答。
・リンゴタルトは夏の間は販売しません
(事務的)
う、うわ~。ちゃんと告知していたのかな…。お詫びどうするんだろう??思わず冷や汗が流れます。
しかしその女性、1秒後にこう答えます。
・あら、そうなの?じゃあこのアーモンドタルトにするわ♪
…尊敬します。
衝撃の平和世界がすごい
冒頭で紹介しましたが、TOEICでは批判的、否定的な展開になることはめったにありません。
そうなるとオフィスやお店でも展開される内容は全部ポジティブです。やさしいんです。
勝手に”TOEICの絶対平和世界”って呼んでます。
ちなみにこの暗黙のルールは、長文リスニング・リーディングで話の展開が分からなくなった時にとても助かります。
例えば遅刻が多い部下について話されている場合、以下には絶対ならないと予想可能です。
- 叱責
- 解雇・減給処分
経験上、大抵こうなります
- 出勤時間を調整可能にする
- 別の部署に異動を提案する
やさしいですね。でもこんなの序の口です。比較的衝撃だったのは、
- 親戚が遊びにくるから顧客との商談を延期する
(もちろん同僚も顧客も快諾)
ええ~、許すの?それ??
唯一厳しい分野はこれ!
ここまでTOEIC世界のやさしい面ばかり触れましたが実は、現実より過酷で厳しいことが1つあります。
それは採用条件です。
現実世界だって結構厳しいですよ?
求人種類と条件があまりにも不釣り合いなんです。ちょっと見てみましょう
経理アシスタント
- 10年以上の経験
- 大学での経済学学位(大学院なら優遇)
- 3年以上のマネージャー経験
- 海外勤務経験
3ヶ月限定の配管工
- 10年以上の実務経験
- 大学レベルの工学知識
- 専門道具と自家用車は所有必須
ヘッドハンティングばりの経歴じゃないですか…。これでアシスタントや期間限定の雇用とか…
多分、あのやさしい世界をビジネスで継続するために徹底的に人を絞っているんでしょうね
忙しすぎる”アノ”業界
最後に、TOEICの世界で特に大忙しな業界を紹介します。
TOEIC大人気業界
- メンテナンス会社
- 建築関連
- ケータリング
(パーティー設営)
最初の2つは、トラブルの多いTOEICの世界では必然的に忙しくなりますね。
まあ、そもそもトラブルが起きないように仕事してほしいですけど。
それ以外で大人気なのが「ケータリング業界」です。
TOEICの人はパーティー大好き。節目節目でパーティーを行います。
しかも会場手配とケータリング業者をやたら分けたがる!
全部ホテルや会場側に任せれば楽で良いものを、TOEICの人たちはとっても律儀ですね♪
特に、Part7のEメール問題では、ケータリング会社と何回も連絡を取っているものがあります。
他に仕事はないのでしょうか?忙しい合間でもしっかり手配するんですね♪
このパーティーへの熱意は会社一丸です。例えば、取締役会の議題もこんな感じです。
・来年の予算案
・支店・従業員拡大案
・年末の従業員パーティーの内容
この並びでここで話すか?
会社の本気が伝わってきますよね…
最後に
本日は、勉強して気がついたTOEIC問題のあるあるをまとめてみました。
批判・悪口がなく、従業員思いで店を出したら顧客は寛容。理想的な世界が広がっていますね。
今後もしかすると修正されるかもしれませんが、長文読解やリスニングで話が分からなくなったら、ぜひ参考にしてみてくださいね!
私もTOEICの世界で過ごしてみたいですね~
雇用条件を思い出してくださいね。
やっぱり現実が一番!
最後までお読みいただきありがとうございました!