こんにちは。ユタカニです。
TOEICに取り組む方から、最終的に700点取りたい！という声をよく聞きます。
また、色々調べるとTOEIC 700点はかなりメリットが大きいことも分かりました。
そこで本日は、TOEIC 700点の意味や取るためのコツ・勉強法そしておすすめ参考書をすべて紹介します！
毎日勉強あるのみじゃないですか？
そんなことありません。最短で取るためのコツや勉強法がちゃんとありますよ。早く結果欲しいじゃないですか！
目次
TOEICで700点の意味
まず多くの人が目指す、「TOEIC 700点」とはどのくらいの英語力か確認しましょう。
TOEIC公式サイトに、スコア目安の一覧があるのですが、ちょっとわかりづらいので、簡単な表にしてみました。
| スコア | 英語能力のイメージ |
| 10～300 |
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| 300～500 |
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| 500～700 |
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| 700～800 |
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| 800～950 |
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| 950～990 |
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※TOEICのスコアは統計処理されるので最低点は10、最高点は990。（参考：TOEIC公式サイト）
なるほど！700点超えると海外生活や英語を使った仕事ができそうですね。
求人情報や就活サイトを見ても、「700点以上」が有利なケースが多いようです。TOEIC700点はキャリアップに直結する可能性が高いですね。
また、この目安からざっくりまとめると、TOEIC700点を取るとリスニング・リーディングそれぞれ、以下の力があることになります。
TOEIC 700点の英語力
- リスニング：日常会話の概要が理解できる
- リーディング：広告や簡単なEメールならスムーズに読める
では次に、TOEIC 700点のためのコツを紹介していきます。
700点取るコツとは？
1.まず知るべきTOEICの「仕組み」は？
TOEICで700点取るために、まずTOEICのスコアの仕組みを確認しましょう。
TOEICは7つのPartがありますが、スコアはあくまで正解数で決まります。
（各Part毎の配点がない。）
つまり、700点取るための「正解数」は何問か？を知ることが重要です。これが最初のコツです。
市販の参考書や過去の経験から、700点取る正解数は約140問（7割）です。
これを前提に、各Partの内容と問題数を見てみましょう。
| Part | 内容 | 問題数（全体割合） |
| 1 | 写真描写問題 | 6問（3%） |
| 2 | 応答問題 | 25問（12.5%） |
| 3 | 会話問題 | 39問（19.5%） |
| 4 | 説明文問題 | 30問（15％） |
| 5 | 短文穴埋め問題 | 30問（15％） |
| 6 | 長文穴埋め問題 | 16問（8%） |
| 7 | 読解問題 | 54問（27%） |
※各Partの内容詳細を知りたい方はこちらもご覧ください。
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あれ？思ったよりPart毎の問題数の偏りが大きいですね。
そうです。上の赤字の4Partで143問ですからね。優先して勉強すれば短期間で700点が近づきます。
2.仕組みを活かす方法は？
各Partの問題数を把握したら、「個別対策」が明確に存在するか否かを考えます。これが2つ目のコツです。
これも表にまとめました。
| 優先度 | Part | 割合 | 個別対策有無 |
| 1 | Part7 | 27% | 有 |
| 2 | Part3 | 19.5％ | 有 |
| 3 | Part4 | 15％ | 有 |
| 4 | Part5 | 15％ | 有 |
| 5 | Part2 | 12.5％ | 無 |
| 6 | Part6 | 8％ | 無 |
| 7 | Part1 | 3％ | 無 |
？ごめんなさい「個別対策」ってどういう意味ですか？
そのPartの問題形式に合わせた明確な勉強法があって、かつスコアアップ効果が大きいものがあるということです。
なるほど！700点取るなら赤字のPart専用の個別対策に集中すれば良いんですね。
そうです！残りの約半分は模試の復習だけで良く、効率が良いですよ。
ここまでまとめると…
- コツ1：TOEICでは問題数の多いPartがある仕組みに注目する
- コツ2：問題数が多く個別対策できる優先は、Part7、Part3、Part4そしてPart5
（これ以外のPartは模試の復習だけさらっとやる）
OKです！ではPart7・3・4・5の具体的な個別対策を教えてください。
おっ、調子が出てきましたね！では次から紹介していきます。
700点取れるおすすめの勉強法と参考書を紹介
ベストな模試の勉強法とは？
私は模試の参考書については、以下の本と公式問題集の2冊のみを購入し、試験までひたすら復習しました。
何故ここまで絞ったかというと、上の本で、「同じ模試を3回やり方を変えて復習する方法」がおすすめされていたからです。
この方法は「3回チャレンジ法」と呼び、内訳はこんな感じです。
3回チャレンジ法：
| 復習回数 | 内容 | 目的 |
| 1回目 | 120分の制限時間で取り組む | 現段階の実力を知る |
| 2回目 | 制限時間無し、リスニングは何回聴いてもOK | 制限時間に影響されない「真の英語力」を知る |
| ※2回目の後～3回目まで（1～2週間）に、個別対策に取り組む | ||
| 3回目 | 120分の制限時間で取り組む | 「英語力」と「TOEICの解答力」がどれだけ伸びたか最終確認 |
1回ずつ多くの模試をやるより、2冊の参考書だけを3回ずつ復習したんですね
なので、トータルでは、200問×6回復習＝1,200問分取り組んだことになります。模試本を6冊買うより費用もかからず実力がつくので良い勉強法でした！
注目なのは2回目です。制限時間なく、リスニングを何回聴いてもOKで取り組む…。
やる意味あるのかと半信半疑で取り組んだのですが、なんと、1回目と2回目のスコアがあまり変わらないのです。
制限時間を気にする前に実力をつけなければならないことがよくわかりました。
結果的にこの復習をベースにして、本番930点取得できたので、大きな効果があると思います。
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長文がすらすら読めるようになる勉強法は？
長文読解のPart7の個別対策としては、「超精読」と「即音読」という方法があり、まとめるとこんな感じです。
| 勉強法 | 内容 | 身につく力 |
| 超精読 | Part7の英文を、辞書を使って意味や文法を確認しながら、時間をかけて読む | 文法理解力・語彙力 |
| 即音読 | Part7の英文を、意味を頭の中で理解しつつ、早口で音読する | 英文を早く理解できる力 |
Part7が伸び悩んでいる方には効果絶大です。
細切れで良いので、毎日30分休まず続けるとスコアアップにつながります。
ちなみに、そもそもPart7までに時間が足りない！
という方も多いと思いますので、専用の対策をまとめています。よければ以下の記事も見てみてください！
リスニング力アップはこれでばっちり
リスニング（Part3・Part4）が苦手という方は、英語を英語のまま理解する力を伸ばすと大幅にスコアアップします。
有効な個別対策は、「ディクテーション」と「シャドーイング」というやり方です。
| 勉強法 | 内容 | 効果 |
| ディクテーション | Part3・4の放送を聴きながら英文を書き写す | 英語を聴いた直後に意味が理解できるようになる。 |
| シャドーイング | Part3・4の放送を後から続いて音読する |
どちらも和訳することなく英語のまま理解する力を養います。
続けると、初めての英文でも放送を聴きながら概要を理解できるようになります。
語彙力アップの勉強法は？
Part5では語彙力がスコアアップの鍵です。これを鍛えるには専用の単語本が有効です。
私がおすすめするのはこちらです。
著書のTEX加藤さんはTOEIC毎回満点のカリスマ講師で、本書の単語はTOEIC受験後に収集して作ったそうです。
私が受験したTOEICでも、本の中の単語が複数出題されました。超実践的な単語本と言えると思います。
最後に
本日のまとめ
- TOEIC700点はキャリアアップに直結しメリットが大きい
- 700点のために必要な正解数は約140問
- やみくもにすべてのPartを勉強せず、Part7・3・4・5に絞る
- それぞれに効果的な個別対策を行い短期間でスコアアップする
700点という明確なスコア目標があるのであれば、有効な戦略をしっかり立てたほうが近道です。
本日紹介した内容を参考にしていただけると嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました！