こんにちはユタカニです。
私は、
語学スキルの向上には、ある程度の期間(最低66日)が必要
であると考えています。
母国語でない語学を、理解し習得するには、学習習慣をつけ、毎日取り組むことが必須と考えるためです。
ちなみに、
なぜ「66日」か?
については、
良く参考にさせていただく、メンタリストのDaiGoさんの動画を見たからです笑い。
私自身の経験でも、
2か月くらいたつと、日々勉強することに抵抗がなくなったので、とても納得の内容でした。
参考動画:
メンタリストDaiGoさん
(6:10~から66日の理由を説明されています)
しかし巷の相談を見ると、
短期間で600点は超えたい!
と考える方は多いようです。
そこで本日は、
を考えてみようと思います。
目次
TOEIC 勉強法は600点の正解数計算から!
TOEICスコア換算の特徴
まず、目標スコアは600点と決まっているので、
を考えてみましょう。
大きな特徴は、
✔正解数に応じてスコアが加算される
✔Part毎にスコア配分の偏りはない
ということです。
特に「Part毎にスコアの大小に偏りがない」という事は、
とにかく正解数を増やせば順当にスコアも増える、という事なのです。
これが非常に重要です。
なぜって、
最も問題数が多くて、かつ勉強成果が出やすいPartから優先して取り組む
ことが、短期間のスコアアップにつながりやすい、という事を意味するからです。
次に、
スコアが600点を超えるための正解数
を詳しく見てみましょう
600点を超えるための正解数
私が模試の参考書として愛用している、
ヒロ前田さんの参考書に書いてある、「正解数」と「スコア目安」を活用します
参考書籍:私が一貫して使用した参考書はこちらです。
この本によれば、
TOEICで600点を超えるための正解数:
✔リスニング:約57問
✔リーディング:約55問
※わかりやすいようにリスニング/リーディングとも、300点超えとなることを前提にしています。
いかがでしょうか?
それぞれのパートで、
おおよそ半分より少し多く正解すれば、600点を超えることができます。
600点のための重要Partを絞る
でご紹介の通り、
TOEICには、
★問題数が多いが、全問正解を十分狙えるPart
が存在します。
それは以下のPartです。
学習すれば全問正解可能なPart:
リスニング:Part3とPart4
リーディング:Part7
そしてこの3つのPartの問題数合計は…
Part3 会話問題(39問)
Part4 説明文問題(30問)
Part7 読解問題(54問)
合計:124問(全体の62%)
もうお分かりですね?
そう、
TOEIC600点を短期間で超えるためには
Part3
Part4
Part7
を短期間で徹底的に勉強する
これが今回の私の提案です。
そして仮に
600点超えのための目標正解数は約112問ですから、
これらのPartが8割正解なら
となります。
(マークシートなので、十分達成できそうですよね)
というと
かなりハードルが高いように感じますが、
実はPart3/4/7は、
高い正解率を出すことが可能
です。
(飲み込みの早い方ですと、毎回ほぼ全問正解~9割正解くらいを安定して出せるようになります)
そこで次に、これらのPart共通の特徴と、効果的な勉強法をご紹介していきます。
勉強法と600点の取り方
Part3/4/7の共通点
Part3とPart4そしてPart7には実は共通点があります。
Part3/4/7の共通点:
✔長い英文を聴いて(読んで)内容についての質問に答える
✔問題と選択肢は印刷されている
これが非常に重要です。
なぜならこの
2つの共通の特徴には、共通の対策が効果的
だからです。
共通する対策:
✔長い英文に慣れる
✔頻出の単語を暗記して
文脈をつかみやすくする
✔質問と選択肢を読んで
文脈を把握するスキルを磨く
この3つを徹底的に行えば、
Part3/Part4/Part7に共通して大幅なスコアアップ
を実現する可能性が高いです。
それでは次に、
これらのスキルを磨くための勉強法を以下にご紹介します。
勉強法1:五感をフルに使う
短期間で集中して勉強し、取得スキルを増やすには、
同じ時間で身体の器官を多くつかう
ことが重要です。
✘英文を何となく黙読
✘リスニングをただ聴くだけ
といった勉強では
5感のうち1つしか使われていません。
私がおすすめしたいのは
複数の五感を使える以下のような学習です。
〇Part7の英文をすべて音読し、内容をメモに書いてみる
〇リスニングを聴きながら英文を書きとる。
いずれも
聞く(耳)
➡声に出す(口/耳)
➡書きとる(手)
と複数の身体の器官を使います。
こうすると
同じ勉強時間での吸収効率が高まる
ことになるのです。
まずは
こうした勉強法ができるように環境を整えてください
勉強法2:3回チャレンジ法は2回目を特に重視
このブログではおなじみの、
についても、
時間がない場合は、
2回目の模試復習(時間制限なしで全問解くやり方)は、
Part3/4/7に徹底的に取り組んでください。
時間制限なくじっくり取り組むことで、自分の弱点がわかります。
3回チャレンジ法で把握できる弱点:
✔英文の文脈を早とちりして間違えている
✔英文内の文法が理解できていない
✔単純に単語がわからない
こうした1人1人の弱点が、時間の制約をあえて外すこと、とてもはっきりと出てくるのです!
イメージできる対策:
✔早とちりするなら、冒頭の文脈理解に少し時間をかけよう
✔文法がわからないなら、解説と辞書を引いて勉強しよう
✔単語がわからないなら、単語本にもっと取り組もう
自分オリジナルの弱点(?)に対する対策なら、
効果は2倍どころか2乗3乗と「相乗」効果があります。
結果として、
短期間で大きなスキル向上が見込めることになります。
関連記事:3回チャレンジ法について、ぜひこちらをご覧ください!
勉強法3:厳選された単語を徹底暗記
1人1人の対策について説明しましたが、私の経験上、600点を超えない方の多くは、
ことがあります。
そこで陥りやすいのが、
✘辞書をかたっぱしから調べて単語をメモする
✘大学受験等で活用した英単語本を使用する
ということです…
最終的に英語力をつけることがありますが、
今回の主目的は、TOEICのスコアアップに最も効果的な学習法を探すでしたね。
そのために、単語学習はどのようにすればよいでしょうか?
…そうです。
これこそ最も効果があります。
こうした市販の本はたくさんありますが、
私が断然一押しな単語本はコチラです
著書のTEX加藤さんは、
毎月実施のTOEIC試験をほぼすべて受験
しかもスコアは毎回満点(990点)!
という驚異的な実績をお持ちですが、
毎回のTOEIC受験後に近隣のカフェで、出題された単語を全てメモし、データを集約し、その後、多く出題される単語のみ厳選し書籍化
したのがこの本です。
オーバーな言い方かもしれませんが
と思うほどです。
私の経験でも、この本にある単語はPart3/4/7では実際に何個か出題された
ため、文脈理解に大いに役立ちました。
この本にある単語だけをひたすら復習すれば、単語がわからず文脈が理解できない可能性は大幅に減少します。
まとめ~勉強法の工夫もTOEICの醍醐味です~
今日は
についてご紹介しました。
✔まず、スコア換算の仕組みを理解して、
✔効率的にスコアアップするためPartを絞り、
✔絞ったPart対策を自分で生み出す
という事が重要です。
TOEICの勉強法を紹介する書籍やサイトは、たくさんありますが、
一番のTOEICの醍醐味は…
自分の勉強法を自分で編み出す喜び
だと思います。
ぜひ本ブログを参考いただき、オリジナルの勉強法を生み出してみてください。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます!