TOEIC 勉強法

【TOEIC 900点ホルダーの勉強法】 1発で930点取れたディクテーションと1人講座法とは?

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こんにちは。ユタカニです。

TOEICの勉強法として、「3回チャレンジ法」を紹介しています。

これ以外に、2つ効果的な勉強法を知り、TOEIC初受験で930点を取得することができました。

本日は、TOEIC 930点取得に貢献した2つの勉強法について紹介します。

TOEIC 930点への勉強法~ディクテーション~

 

ディクテーション(Dictation)は和訳すると「聴き取り」という意味です。

やり方はとても簡単です。

ディクテーション

  1.  参考書の「リスニングパートの英文」を聴きながら、英文を音読(黙読でもOK)
  2.  1.の後、和訳や解説を読み、正しく理解できたか確認

「この方法、本当に効果あるの?」…そうですよね、私も正直そう思いました。

たくさんの問題集買って新しい模試をやりまくった方が力がつくのでは…?

しかし、2週間継続したある日気がつきました。

英文を脳内で日本語変換せずに文脈が理解できるようになっていたことを。

例えば、「when=いつ、did you=あなたは~だった」といった変換をすっ飛ばして、概要をすぐ把握できるようになりました。

つまり、ディクテーションによって、概要理解が早まり、正確に解答を選ぶ時間に余裕ができたのです。

これは模試の問題をいくら解いても身につきません。

あくまでディクテーションという方法で取り組んだからこその成果なのです。

長文や定型文を、早く理解していくことは日本語でも自然に行われていますね。

例えば、上司や同僚、そして友人の発言を、「一言一句聴き逃さず」生活していますか?

そんなことないですよね!

会話内容の一部を聞き漏らしても、案外問題なく会話できますよね。

なぜって、前後の文脈から内容を予測して理解するコツを、身につけているからです。

これをTOEICのリスニングに置き換えるとこうなります。

リスニングで重要なこと

  1. 重要な言葉だけは逃さず聴きとる
  2. 会話の出だしで、概要を推測する
  3. 聞き漏らしても、他の文脈で補足し、スピーディに理解する

英語だと、少し難しいのは上記「1. 重要な言葉を聴き逃さない」ということですね。でも、安心してください。

重要な情報を話すとき、話し手は、少しゆっくり話すか、前後に間を開けて話しますよね。

TOEICでも、これはリアルに再現されています。

さらに重要な情報は、ある程度話すタイミングも決まっているので、まとめてリスニング問題では、このように対策を取ってください。

重要情報を聴き逃さない方法

  • 冒頭の1文目は集中して聴く
  • ゆっくり話しているところや、間を空けた前後は集中して聴く
  • 日にちや場所、金額といった「数字」に関する情報を聴き逃さない

これらの「聴きとる力」を底上げする勉強法が、「ディクテーション」です。

英文を音読すると、間やスピードといったリズムを、英語のまま体に染み込ませることができるからです。

ディクテーションで、学習していると、リスニングスコアは飛躍的に向上すると思います!

なお、副作用(?)的な効果で、ディクテーションで、「リーディング Part7」も早く解けるようになりました。

ディクテーションは、「目」と「耳」と「口」で学習するため、英文を、「英語のまま理解する地力」がついたことが大きいからだと思います。

 

ここまでをまとめると、こうなります↓↓

ディクテーションまとめ:

✔ リスニングの放送を聴きながら、読まれている英文を同時に音読する

✔ 音読後、文脈を理解できたか解答集を見て復習する。

✔ 繰り返すと、英文を英語のままで文脈理解できるようになる

✔ 効果は、リスニングパートだけでなく、リーディング Part7でも発揮される

 

1つの学習法で、一石二鳥にも三鳥にもなる、優れた学習法です!

1人講座法で語彙力・文法力をアップ

「講座」なんて、大層な名前をつけましたが、

●生徒を仮想で作り、自分が「講師になったつもり」で一問一問解説していく。
という方法です。

人間は、「インプット」と「アウトプット」を繰り返して物事を習得していきます。

これを利用し、誰かに教える(アウトプット)状況を脳内で作り出すことでインプットした内容を忘れないようにすることが狙いです。

例えば、Part5の文法・語彙問題で考えてみましょう。

ここでは、正解の選択肢を選んでいくわけですが、復習の際に、さらに以下を、自分に言い聞かせてみてください
(もちろん、「頭の中だけ」で大丈夫です!)

Part5を使った効果的な「1人講座法」の例:

●正解の理由を自分に問う
(なぜ1.が正解なんだろう?時制が前後変わるけど、説明できる?)

●不正解選択肢の理由を問う
(なぜ「2.」は不正解なのかな?接続詞を変えれば正解になるかな?)

●派生知識を自分に問う
(ちなみに、正解の動詞を使った例文はすぐ作れる?辞書で調べよう。)

1つ1つの問題を、このように他の人にアウトプットするかのように復習していくと、しっかりと理解が深まり、かつ派生知識を調べる習慣も身につきます。

ここまで聞くと、この勉強法の課題として、

✔ 自分自身でそこまで細かく解説できるか?

ということが出てくると思います。

そこで私は、参考書に注目しました。

 

✔ TOEICの参考書は、「解説のボリュームがとにかく豊富」なものを選ぶべき

解説が豊富な参考書なら、「1人講座法」を、解説をベースにやることで、正しい知識が身につくからです。

 

以下、私が実際に活用した参考書をご紹介します。問題部分より、解説が多いのが特徴です

おススメ参考書:

最後に

 

本日は、

✔ 「ディクテーション」と「一人講座法」

について紹介しました。

TOEICの勉強のコツは、様々な切り口で学習法を取り入れ、何より地道な復習を重ねることです。

本日ご紹介の方法で、毎日少しずつでも取り組むと、自分の英語の地力がついてきたことが、目に見えてわかると思います。
ぜひご活用ください!

本日も最後までお読みくださりありがとうございます!




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