こんにちは。ユタカニです。
TOEICは大きくリスニングとリーディングの2部構成となっています。
本日は、リーディングPart6について説明します。
英文が4つしかなく、問題数もリーディングパート最小のため、少し気が抜けます。
ただ、Part6はPart5とPart7をミックスしたような幅広い問題がでるのが特徴です。
Part5同様、目標スコア毎に分けて対策を用意しましたので、ぜひご覧ください。
※TOEICや各Partの概要についてはこちらにまとめています。併せてぜひご覧ください!
目次
TOEIC Part6 長文穴埋め問題(16問)
Part6はTOEIC全体の2割弱の規模となり、
- 空欄に当てはまる「用語」を埋める問題
- 文脈をつなぐ適切な「1文」を選ぶ問題
の2種類があります。
1.については具体的に以下に分けられます。
品詞(動詞、形容詞等)を選ぶ |
時制を選ぶ |
文法(定型用法)を選ぶ |
2文をつなぐ接続詞を選ぶ |
適切な意味の単語を選ぶ |
ここまではPart5と同じような問題ですね。
これに先ほどの「2.」が加わります。「1文を入れる」の具体例を紹介します。
問題例:
We need to discuss about this problem.
() I will look forward to seeing you soon.
質問:
(A)Tell me if I'm disturbing you.
(B)I will arrange the urgent meeting tomorrow
(C)Could you tell me when is the due?
前半文章で「問題について話したい」、後半で「会えるのを楽しみにしている。」と結んでいるので、正解は(B)(緊急会議を明日開催します。)になります。
(実施はもう少し複雑な文章となります。)
このようにPart5の延長と思いきや、
ことがPart6の特徴となります。
「文法・語彙の知識」と「文章理解力」の両方を問う、問題数が少ないながら幅広い英語力を求めるPartと言えると思います。
TOEIC Part6対策
結論から言います。Part6に個別対策は不要と考えています。
以下が理由です。
対策不要な理由
- 語彙・文法の知識はPart5対策で十分
- 文章理解力はPart7対策で十分
- Part6特有の難問もなく、結果、模試の復習で十分
リーディングパートのスコアのカギを握るのはPart7です。
Part6は、「難敵Part5の学習法」と模試の復習を組み合わせれば、対応できると思います!
つまり、Part6の対策はPart5とPart7の対策で補うってことですか?
模試の復習以外にPart6は個別対策を取らないですね。16問しかないPartなので…。TOEIC攻略にはこうしたPart別の「優先順位」も重要な戦略です。
あわせて読みたい
TOEIC Part6テクニック ~600点から700点~
リーディングテストの時間は全部で75分。
Part5にかける理想的な時間は10分で、Part7は絶対に50分以上必要ですから、Part6は15分で終わらせるのが理想となります。
問題数が16問ですので、Part5(1問20秒)と比較すると相当楽と思いきや、Part6の選択肢は、文章全体を理解しないと誤答が多くなるため、4つの長文をしっかり読まざるをえず、そうなると時間ギリギリです。
そこで特に、700点台までが目標スコアの場合、以下の制限時間を最優先とし、時間を超えそうなら適当にマークしてどんどん進み、Part7に時間を残すのも有効なテクニックです。
Part6の制限時間
- 時制、語彙、文法問題であれば1問20秒以内
- 1文選択問題であれば1問45秒以内
※これを超えるなら適当にマークしてPart7に時間を残す
こんな適当で700点取れるんですか?
リーディングパートで大体6~7割取れればいいので、Part5とPart7で正解増やす方がよっぽど簡単です
TOEIC Part6テクニック~800点以上~
800~900点以上を狙う方はPart6はできれば8割近い正答率がほしいところです。
イメージとしては、語彙、文法の問題は8割、1文選択問題は全問正解を目指してください。
このためのテクニックは以下です。
高スコア者向けテクニック
- 質問ジャンルをまず見抜く(時制?語彙?文法?等)
- ジャンルに応じて必要な一文(一語)だけ見極め、素早く解答
- 一文選択問題なら文の冒頭で概要を把握し、選択肢直前の文と併せて解答
※制限時間は700点取得者向けと同一
特に重要なのは、文章件名や最初の一文を読んで趣旨を大まかに把握し、「1文選択」問題では、前後の文のみ確認して正解を選ぶといった、効率的な解答方法です。
上記赤字のテクニックこそ、時間を浪費することなく正解率を上げるものです。模試を活用して試してみてください。
まとめ~Part6は文章理解力を問われる~
本日はリーディングPart6について書いてみました。
Part6はPart5とPart7の内容のミックスになっていて、幅広い質問が出ることが特徴です。
ただし繰り返しですが、16問のために個別対策をするかというと私は不要だと思っています。
という、本日紹介したテクニックを活用ください。
最後までお読みいただきありがとうございました!