こんにちはユタカニです。
今回の記事の対象は、TOEICで700点台~800点台で900点台を目指している方です。
TOEICリーディングでなかなか結果が出づらいと言われる、Part5の正解率を安定させスピードアップする方法を紹介します!
目次
TOEIC900点へPart5は最後の難関
すでにTOEICのスコアが800点以上の方は、「Part7の攻略法」の記事や、「最短で600点を目指す」の内容は、マスターされていると思います。
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そのうえで、スコアの障害になっているのは以下ではないでしょうか?(私はそうでした…)
(結果、全体で900点行く時もあれば行かないときもある)
✘Part5が終わった後、Part7に50分以上かける時間が残っていない
(Part5が10分以内に終わらない)
ここから解決策を考えると以下になります。
〇Part5で安定して正解できるスキルを磨く
〇常に10分前後で完答する(正解率を安定させる前提)
TOEIC Part5の本当の対策はこの2つ!
Part5は短文を見て文法的、文脈的に正しい用語を選ぶPartですが、
1問1問が独立しているため、少ない情報の中で正解を選ばなければなりません。
しかも、TOEICのスコアの鍵を握るのはPart7ですので、このPart7を全て解答できるように時間の逆算も必要です。
情報と時間の制約が非常にタイトなため、
私はTOEICで最も難しいPartは?と聞かれたら迷わず、Part5と答えます。
正解率を安定させる対策
まずは、少ない情報で正解を選ぶというPart5の難しさに対する対策です。
これは、とにかく模試の中のPart5をひたすら復習することが基本です。
その際に900点を目指す方であれば、模試を各Part毎に分けた後、同じPartだけをひたすら復習するとよいです。
これは、Part5の中には
語彙力を問うもの
時制を問うもの
文脈を問うもの
(接続詞や関係代名詞の選択)
といったいくつかのジャンルがあるので、
からです。
ちなみに私は公式問題集と模試本で合わせて2,000問くらい(10回分)解きました。
その中のPart5は300問くらいですが、これをひたすら解説も含めて復習すると、
本番でも、おおよそ質問のパターンをつかむことができ、プレッシャーが減りました。
問題数を解くことである程度慣れてきたら、たとえ短い英文でも、
不明な単語は絶対に放置せずに辞書で意味と”用例”を調べることに取り組んでください。
よく、辞書を引く際に日本語の意味だけを調べて終わることがありますが、
それでは本当の語学力は身につきません。
単語を使った短文をすべて理解することで、初めて単語が文脈のなかでどう使われるかを理解できるのです。
この辞書の用例を調べる勉強法は、短文だけを扱うPart5の対策としても非常に効果的です。
単語を1つ調べるときに、Part5につながるように短文まるごと把握してしまう、くらいの気持ちで取り組んでください。
なお、Part5では単語をどれだけ知っているかが直接スコアに反映するPartですので、
対策として私がおすすめする教材をご紹介しておきます。
↓↓
著書のTEX加藤さんは100回を超えるTOEIC受験をされていて、なんと毎回満点という素晴らしい経歴をお持ちです。
この書籍はそんなTEX加藤さんの厳選した単語が一覧となり、しかもかならず右半分は用例(短文)が掲載されています。
✔模試の単語を辞書で復習し 、「出る単特急」でも単語と用例を復習する
これで、Part5に必要な語学力を相当高めることができます。
最後に、模試を復習し、単語学習も続いたら、Part5を「真に理解しているか?」の確認をします。
私が実践した確認方法は、
という方法です。
ただし人によっては、「TOEICの話をできる身近な人なんていない!」という方も多いと思います。
そんな時は、頭の中でTOEIC専門の教室を思い浮かべ、自分がそこの「講師」になったと仮定してみてください。
「頭の中の生徒」にPart5の1問目から丁寧に解説する想像をするのです。
これ、実際やってみると驚きますが、解説集を読まないと、
✘わかっていたつもりなのに何故か正解がわからない!
✘Aが不正解でBが正解だと言い切れる解説ができない!
という事態に陥ります。でもそれでいいんです。
人はインプットした情報をアウトプットすると、記憶の定着が飛躍的に高まります。
最初は慣れなくても少しずつ続ければ、問題を見た瞬間に、
何を問われている問題か?
明らかな不正解はどれか?
といったことがすぐ頭に浮かぶようになります。
…というより私は本番の試験でもPart5は講師になったつもりで解答していました笑
習慣化するとスコアは大幅に上がり、かつ正解率もぶれなくなります。
さて、ここまでをまとめると以下のとおりです。
✔今までの模試にあるPart5だけ一度に復習し、感覚を身につける
✔不明な単語は必ず放置せずに1つ1つ意味と用例を復習する
✔文法が不明なものは解説を自分で他人に説明できるくらいまで咀嚼する
10分前後の完答をする対策
Part5に時間がかかる方の傾向として、
ということがあります。
実はPart5は質問パターンによってかけて良い時間の目安があります。
これを知ることで質問によって解答時間にメリハリができ、
トータルで理想となる10分以内に完答しやすくなります。
やり方は、まずPart5全30問に対し、平均してかけられる時間を算出します。
30問÷10分=約20秒となりますね。
ここまでは結構多くの方が逆算していると思いますが、
ここから問題パターンに応じて時間を再分配します。
私が考える配分は以下です。
正しい単語を選ぶ問題:5秒
正しい慣用句(イディオム)を選ぶ問題:15秒
時制を選ぶ問題:20秒
正しい接続詞を選ぶ問題:25秒~30秒
※時間を経過したら勘でマークして次の問題へ進む
例えば、単語がわからない問題は5秒以上考えても無駄です。
だって、選択肢の単語の意味が分からないし、そのヒントもありませんので…
そして、接続詞の問題は、文脈判断があるので、確実に正解となるよう多めに時間をかけるべきです。
こうした時間管理を習慣化するために、普段の模試でも、正解不正解だけでなく、
問題パターン毎に設定した制限時間を逸脱したかしていないか、
という観点で復習の濃淡をつけると、より効率的にスピードアップすることができます。
ここまでをまとめると、Part5の時間管理のコツとしては…
✔Part5の問題をパターン分けし1問毎の時間をパターン毎に設定する
✔設定した時間内に解けないものは正否に関わらず復習しておく
という事になると思います。
まとめ~復習と時間管理がPart5克服の近道~
本日は、
についてご紹介しました。
リーディング最初のPartでありながら高い集中力とPart7への時間管理を同時に行わなければならないPart5が
間違いなくTOEIC高スコアの鍵を握ります。本日ご紹介の方法を参考いただければ幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます!