こんにちは。ユタカニです。
TOEIC勉強の時に必ず取り組むと言っていいのが「公式問題集」ですね。
でも名前に惑わされて闇雲に取り組んでも、スコアアップにはつながりにくいのをご存知ですか?
本日は、意外と知られていない「公式問題集と市販参考書の違い」と、「効果的な活用法」をご紹介します。
公式問題集だけで高スコア取る人もいるみたいですが…
それはおそらく、元々英語力の高い方ですね。今回は初心者でも十分に活用できる方法を紹介します。
目次
TOEIC公式問題集から勉強を始めてはいけない理由
TOEIC公式問題集の特徴
「公式」問題集=「一番良い」問題集。
と脳内変換しそうですが、公式問題集の具体的な特徴をご存知ですか?
「公式」とは、本番試験を制作しているチームが作った問題集という意味です。これは凄い特徴です。
大学受験を思い浮かべてください。
「〇〇大学の入試作成者が作った問題集」、なんてまず出回りませんよね?そのくらい有益な問題集です。
では、公式問題集にはTOEIC初心者に必要なことが全部あるでしょうか?
初心者に必要なことは、「問題と解答」だけではないですよね。
まず、正解、不正解の理由を丁寧に説明した解説が豊富なこと。これがないと、いくら模試をやっても成長できません。
次に、効果的な勉強法を教えてくれることです。できるだけ具体的なやり方が望ましいです。
最後に、TOEICは歴史ある試験ですから、試験中のスコアアップテクニックが必ず存在します。これも教えてほしいですね。
まとめるとこんな感じです。
要素 | 内容 |
解説 | 正解・不正解の理由や、次回正解のための対策を説明している |
勉強法紹介 | スコアアップに効果的であり、かつ具体的な勉強法を紹介している |
テクニック | 過去の出題パターンから、試験中スコアアップする方法が紹介されている |
これらを、公式問題集とネットなどで人気の参考書と比較してみました。
人気参考書と比較して、公式問題集独自の特徴を知るんですね。
そうです。次の章で表にしてみました
公式問題集の意外な「落とし穴」
では、「人気参考書」と「公式問題集」の比較結果を紹介します。
項目 | 公式問題集 | 人気参考書 |
問題の質 | ◎ | 〇 |
解説 | 〇 | ◎ |
勉強法 | △ | ◎ |
テクニック | × | 〇 |
※◎=豊富、〇=不足なし、△=不足、×=掲載なし
あれ?「問題の質」以外は豊富じゃない?
残念ながら、その他に目を見張るような情報もありませんでした。
「問題の質」は、TOEICを開発している機関が制作しているので、これ以上のものはないと思います。人気参考書もこれには及びません。
ただし、その他は人気参考書ほど豊富で具体的な紹介がありませんでした。
実は、公式問題集は初心者が知りたい情報にはあまり触れてないのです。これが「落とし穴」です。
公式って言うくらいだから全部最高レベルだと思いましたが…
完全無欠の教材はないということですね。では次に、どうすれば効果的に勉強できるのかを紹介します
930点取れた公式問題集の効果的な使い方
まず最初に取り組むべきこと
公式問題集をやる前に参考書を使って、自分の弱点や課題を知ることがまず最初です。
次に、紹介されている勉強法や試験テクニックも確認し、勉強習慣を身につけます。
なので、参考書を選ぶ基準は、弱点が把握しやすく、勉強法やテクニックが充実しているかどうかです。
私がこの考えからおすすめする参考書はこちらです。
この参考書の特徴をまとめました。
要素 | 「至高の模試600問」の内容 |
弱点把握 | 全問題を独自の「問題タイプ」に分類。自分の真の課題が見つかりやすい |
解説 | 1問1問正解・不正解理由を解説。問題部分より解説集がぶ厚くなるほど |
勉強法紹介 | 「3回チャレンジ法」という具体的な勉強法を紹介している |
テクニック | 試験中の時間管理や、不正解になりやすいパターンなどの裏話がコラムで紹介されている |
まずは、この参考書に取り組むことをおすすめします。
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公式問題集が活躍するタイミングは?
参考書で弱点把握と学習習慣が身についたら、本番の予行演習として公式問題集を活用するのがベストです。
そのため、試験の2,3週間前から公式問題集に取り組むと、今までの勉強成果を試す「模擬試験」としての良さが発揮されます。
最初は、参考書で弱点把握と勉強法の習得、その後、公式問題集を模擬試験専門で活用するのがベストということですね。
そうです。TOEICに慣れていない方には、それが効率的なスコアアップ法です。
最後に、時間に余裕があれば総仕上げとして、公式問題集を「3回チャレンジ法」で復習すればより効果的です。
最後に
本日のまとめ
- 公式問題集は本番試験に近い有益な教材だが、「解説」、「勉強法」、「テクニック」が物足りない
- 初心者はまず参考書で「勉強法」や「テクニック」を学ぶべき
- 参考書に慣れたら、試験2,3週間前から公式問題集を模擬試験として活用すると良い
(時間があれば、最後に公式問題集も復習できればなお良い)
誰にでも合う最高の参考書ってないんですね。
ラーメンと同じで好みがありますからね。参考書を選ぶときは、ネットでたくさん情報収集すると失敗が少ないですよ♪
今、ラーメン出す意味あったか?
最後までお読みいただきありがとうございました!