こんにちは。ユタカニと申します。
普段サラリーマンとして働きながらTOEICで英語の勉強をしています。
本日は、TOEICを1年近く勉強して分かった、色々な特徴を紹介します。
TOEICと英検との違い
英検を先に受けたほうが良いですか?てか、英検との違いは何?
職場でTOEICを受けろと言われるけどどうして?
では、TOEICと英検の違いと特徴を紹介しますね
英語の勉強するのに資格取りたいけど、「TOEIC」と「英検」がある。どっちが良いの?
…いや待て、まずは、
TOEICって何て読むの?!
あっ、TOEICは「トーイック」とか「トイック」と読みます
さて、TOEICと英検の違いを表でまとめてみました。
TOEIC | 英検 | |
科目 | リスニング リーディング |
リスニング リーディング スピーキング 面接(3級以上) |
形式 | マークシートのみ | 選択と記述の両方 |
会場 | 全国 | 全国 |
実施日 | 日曜 | 土曜・日曜 |
試験回数 | 1回 | 1次、2次の2回 (3級以下は1次のみ) |
受験料 | 5,750円 (税込) |
3,000~9,500円(税込:級により変わる) |
実施頻度 | 毎月 | 年3回 |
内容 | ビジネス英語 | 家庭・学校・地域で使う日常英語 |
評価 | スコア | 合否 |
制作 | ETS (アメリカ) |
日本英語検定協会 (日本) |
実施国 | 世界160カ国 | 日本 |
(参考:TOEIC公式サイト/英検公式サイト)
注目は赤字の項目で、TOEICと英検の大きな違いとなります。順に見ていきましょう。
実施頻度はどのくらい?
TOEICは毎月実施されています。英検は6月/10月/1月の3回です。
忙しい方にとっては、毎月実施のTOEICの方が勉強計画を立てやすいと思います。
例えば、すぐTOEICを受けてみて実力を確認してみる、じっくり半年勉強して高スコアを目指すなど、柔軟に利用できます。
英検は、タイミングが悪いと次の試験が4か月後…なんてこともあります。スケジュール調整が必要になりますね。
どんな内容なの?
TOEICは、オフィスや店舗で使う「ビジネス英語」の試験です。
そのため試験内容も、結構リアルです。
TOEICの問題例
- 発注業者からの見積に対する問い合わせ
- ネットショッピングでの苦情メールへの対応
- 新入社員歓迎会の出し物企画
一方、英検公式サイトには、「家庭・地域・学校での英語力」を測るとあるので、英検は海外移住や留学を想定しているようです。
最近は、昇給・昇進や、入社、転職時にTOEICのスコアを重視する企業が増えています。
つまりTOEICに取り組むと、仕事で使える英語が習得でき、キャリアアップにも直結するので一石二鳥です。
TOEICのスコアに応じて報奨金を出す企業もあるみたいですよ
それは羨ましい!会社がビジネス英語の習得を重視してる証拠ですね
結果はどうやって分かるの?
英検は、5級から1級まであり、評価は合否で決定します。試験内容も級によって異なります。
対して、TOEICは正解数に応じたスコア(10~990点)で評価され、試験内容は全員共通です。
えっ?初心者と帰国子女でも全く同じ問題を解くんですか?
そうです。あくまで正解した数で能力を確認する仕組みです
この評価制度については、それぞれ良いところがあると思いますが、私が気に入っているのは、スコアなら毎回成果が残せるということです。
英検だと、不合格の場合、成果(資格取得)は、何も残らないことになります。
(勉強で得た知識は別にします。)
その点、TOEICは、1回目250点、2回目300点、3回目500点・・・、というように、スコアが常に残ります。
目標を柔軟に決められるのは、TOEICと思います。
ネットでもよく「TOEIC~点アップした!」って聞きますね
私も400点アップしたんですが、スコアを見たときは嬉しかったですよ♪
どこが作った試験なの?
英検は日本で作られたテストですが、TOEICは、アメリカの教育機関:ETSが開発しています。
さらに、英語を母国語としない160カ国で採用されています(2019年3月時点)。
どちらも信頼の高い試験ですが、TOEICは世界中で通用する試験と言えるでしょう。
そういえば、韓国へ旅行で行った時に、本屋でTOEICの参考書がたくさんありました!
韓国のTOEIC参考書って、信じられないくらいスパルタです。1か月10,000問チャレンジとか…
以上、TOEICと英検の違いを説明しました。
ざっくりまとめると、
- TOEICは海外の人との仕事
- 英検は留学や移住
にそれぞれ重点を置いているようです。どちらに取り組むかの参考になれば嬉しいです。
追記:
ここで説明したTOEICは一般的なL&R(聞く、読む)テストと呼ばれる種類です。
TOEICには、もう1種類、「話す」、「書く」を扱ったTOEIC S&Wが別にあります。
もしこちらの試験に興味がある方は以下を参考にしてください。
TOEIC スコア目安
海外生活できるには何点必要ですか?
就職や転職の時に有利なのは何点くらいですか?
では、スコアと英語能力を一覧表にしてみたので、確認してみましょう!
TOEICの特徴が分かったので、次にスコアの目安について紹介します。
TOEIC公式サイトに、スコア目安の一覧があるのですが、ちょっとわかりづらいので、簡単な表にしてみました。
スコア | 英語能力のイメージ |
10~300 |
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300~500 |
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500~700 |
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700~800 |
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800~950 |
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950~990 |
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※TOEICのスコアは統計処理されるので最低点は10、最高点は990。
(参考:TOEIC公式サイト)
なるほど!「700点」超えると海外生活や英語を使った仕事ができそうですね。
700点以上が就職や転職に有利なケースが多いのもそのためでしょうね。さらに海外転勤希望なら、最低800点は欲しいですね。
最後に
本日はTOEICと英検の違いや特徴、スコア毎に何ができるかについて紹介しました。
海外に関わる仕事につきたい方には、TOEICが夢をかなえる近道と言えるでしょう。
当ブログでは、TOEICの内容詳細やおすすめ参考書、勉強法を紹介しています。ぜひ一度のぞいてみてください!
ユタカニさんは何でTOEICやろうと思ったんですか?
30歳超えたし、生活が豊かになるような特技が欲しかったんです
それでこのブログタイトルなんですね。
最後までお読みいただきありがとうございました!