こんにちはユタカニです。
TOEIC直前。どんな方法で勉強すれば最も効率的にスコアアップにつながるか興味があると思います。
そこで、実際に930点取った時に、私が行っていた「模試の復習方法」と「ディクテーション」について紹介します。
目次
TOEIC直前!模試を使って絶対やるべきこと
ここでは直前の定義を「2週間前」としています。
このくらいあれば十分にスコアアップできるからです。
2週間前から新たに始めること。それは、初見の模試に取り組むことです。
特に模試の中でも、公式問題集に取り組むことを断然おすすめします。
理由は、難易度が本番と同等の公式問題集は、「疑似本番」に最も適しているからです。
さらに臨場感を挙げる方法があります。
それは、日曜の13時から15時に模試に取り組むことです。本番と同じスケジュールでやるという事ですね。
ここまで徹底すると、本番での心の余裕が断然変わります!
さらに以下のように、やり方を変えて3回くらい模試を復習すると英語力が飛躍的に上がります。
時期 | 内容 |
2週間前 | 初見の模試を120分で普通に解く |
10日前 | 同じ模試を今度は制限時間無しでじっくり解く |
5日前 | 再度同じ模試を120分で解いてみる |
このスケジュールだと、追い込み時期でもだれることなく集中して取り組め、直前まで力をつけることができます。
特に、2回目の制限時間無しで模試を解く復習法は大事にしてください。
ここで間違えた問題が自分の真の弱点だからです。
他の問題よりしっかり解説を読みこみ、3回目で間違えていないか注意して確認してください。
2回目で間違えた問題を3回目で正解していると、本番でも同様の問題に対して自信を持って取り組めますよ!
同じ模試をこうやって3回復習すれば、しっかり吸収できそうですね。
復習するとき、全部同じように復習しても同じ力しか伸びません。制限時間無しにしたりする以外に、例えば半分の時間で復習する方法も、TOEIC解答力を伸ばすことができておススメですよ!
TOEIC直前まで「ディクテーション」は続けるべき
1.脳が英語に慣れる仕組みとは?
人間の脳は基本的に「サボりたがり」です。
普段使わない言語は早々に記憶から消し去り、最小労力にしようとたくらみます。
これは防ぐために1日30分でも15分でもよいので、毎日リスニングパートの英文を音読し、書き取りしましょう。
リスニングパート全部できなくても良いです。
重要なのはとにかく毎日行う事です。
これによって脳が「英語って毎日必要な言語なんだ」と認識するようになり、徐々に英語を英語のままで理解できるようになっていきます。
そしてこの力は時間制限の厳しいTOEICでは非常に有益です。
大量の英文を日本語にいちいち変換しないため時間短縮になるためです。
TOEIC直前まで脳をサボらせないようとにかくディクテーションだけは続けましょう。
繰り返しますが、ディクテーションは英語を最も脳に認識させる最良の勉強法です。
2週間前になったら毎日続けるようにしてみてください。
2.ディクテーションの具体的方法は?
一番良い方法は、すでに解き終わった模試のリスニングパートの英文を使って、放送を聴きながら英文書き取りや音読をすることです。
耳、手、口の主要五感をフル活用して取り組む勉強のため、インプットの効率が段違いです。
ちなみに余裕があれば、「超精読」という勉強法もおすすめです。
これはPart7の英文全てを、徹底的に読み込み、意味や文法構造を1文1文理解していく方法です。
制限時間を設けて解いていくと、意外に見落としがちな「文法構造」や「分からない単語の派生意味」を漏れなく把握できます。
結果的に、本番で同様の文章を見た時にスムーズに取り組めるようになります。
時間のかかる勉強ですが、その分リターンの大きい方法です。
TOEIC 当日!それでもスコアアップする方法がある
TOEIC当日の午前中は、とにかくいままで取り組んだリスニング問題を聴きまくりましょう。
理由は、先ほどと同じ理屈です。
脳に対して「今日は英語をメインで使うぞ」と教えることができます。
どこまでもサボりたい脳は、起きてから一番良く聴いた言語を主要言語とし、他の言語に注意が向かないようにしてしまいます。
これを逆手にとって、朝からずっとリスニング音声(英語)を聴いていれば、試験中、脳は英語に対して高い集中力を持ったままでいられます。
私はTOEIC当日、試験会場近くのファミレスでひたすらリスニングしてました。リーディングの復習や新しい単語のチェックなどは一切していません。
新しい知識を当日に入れることはかえって混乱して危険です。
今までの勉強を無駄にしないためにも、試験当日の過ごし方には注意してみてください。
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最後に
今日は、
- TOEICの2週間前からの効果的な模試復習法
- 同じくディクテーションの具体的なやり方
について紹介しました。
あくまで私自身の経験によるものなので、一番は楽しく効果的な方法を自分で見つけることだと思います。
例えば…
・これまでの勉強に対する自分へのご褒美を試験日前にあげる
・TOEIC試験日までの最後の休日勉強を知らない場所の喫茶店をはしごして取り組む
・試験日当日の朝食はめちゃくちゃ豪華にする
TOEICはほぼ毎月実施ている試験なので、繰り返し受験する際にはぜひいろんな直前対策を見つけてみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました!